エディー・ジョーンズ の商品レビュー
元ラグビー日本代表監督エディー・ジョーンズについて書かれた本。多くの日本人から見れば独特のキャラで歯に衣着せぬ物言いもあり評価が分かれるタイプだったのだろうと思う。そうなった時に周囲を納得させるのは結果であり、きちんと結果を残したのが素晴らしい。かつ意外と謙虚で人の声を聞くことが...
元ラグビー日本代表監督エディー・ジョーンズについて書かれた本。多くの日本人から見れば独特のキャラで歯に衣着せぬ物言いもあり評価が分かれるタイプだったのだろうと思う。そうなった時に周囲を納得させるのは結果であり、きちんと結果を残したのが素晴らしい。かつ意外と謙虚で人の声を聞くことができ、リーダーとして結果を出すプロセスや考え方を学んだ。 以下、印象的なフレーズ ・エディーはいつでも知識に飢えている。会う人ごとに「この人から何を学べるだろう?」と考えるんだ。 ・「自分の心に従え」自分の心がリスクを取れと言っていた。 ・きちんとした環境を整えれば、きちんとした若者が育つ。 ・自分の価値観をしっかり持っていれば、それに基づいて自分の姿勢が決まる。私は自分に正直であろうとしているだけで、それで人に好かれなくても気にならない。やるべきことをやるという点に尽きる。できるだけ相手に敬意を持つようにはしている。周りの人たちには一生懸命やってほしいし、本気で取り組んでほしい。それが嫌なら、それは彼らの問題で、私の問題ではない。日本は人に好かれるのが好きな国だ。
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エディージョーンズについてこれ以上詳しく書いた本はないだろう。記者会見での彼のメディア受けするコメント、その辛辣なキャラクターなど読み物としては面白い。 2003年のワールドカップでオーストライア代表を率い、準決勝にてオールブラックスを倒し世界を驚かせたが、決勝であえなくイング...
エディージョーンズについてこれ以上詳しく書いた本はないだろう。記者会見での彼のメディア受けするコメント、その辛辣なキャラクターなど読み物としては面白い。 2003年のワールドカップでオーストライア代表を率い、準決勝にてオールブラックスを倒し世界を驚かせたが、決勝であえなくイングランドに敗退。 今回のワールドカップではそのイングランドを率い、またしても準決勝でオールブラックスを撃破、その後また決勝で南アフリカに破れ、No1の称号はまたしてもお預け。 彼の旅路はまだまだ続くのだろうか。
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エディー・ジョーンズの評伝読み終わりました。分量ありますが、面白く読了できました。日本の読者にとっては、日本時代の記述が気になると思いますが、割合としてはかなり少ない。サントリー時代には、ほぼ触れられていません。代表時代についても、著者がオーストラリア人記者なので、クレイグ・ウイ...
エディー・ジョーンズの評伝読み終わりました。分量ありますが、面白く読了できました。日本の読者にとっては、日本時代の記述が気になると思いますが、割合としてはかなり少ない。サントリー時代には、ほぼ触れられていません。代表時代についても、著者がオーストラリア人記者なので、クレイグ・ウイングに取材しています。ちょっと従来と違う視点から見ることができます。まあ、その点については、今までに出た日本語のエディー本と補完しあってよいかと。 この本では、2019年春までつまり、RWC2019以前で終わっているので、イングランド代表のRWCでの戦績を知った上で読むとまた味わいふかいものがあります。 翻訳は概ね読みやすかったのですが、何箇所かラグビー自体の知識不足からか誤記誤訳のようなものが見受けられました。
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