我が相撲道に一片の悔いなし の商品レビュー
現役で時代は仏頂面でプレッシャーに弱く綱取りに本気で取り組んでいるのだろうか?とあまり興味がありませんでした。しかし引退後のスポーツとしての相撲に取り組み学問的な裏付けの下での納得のいく分かりやすい解説で見直しました。この本を読んで若くして亡くなった師匠の教えを心に強く刻んでいた...
現役で時代は仏頂面でプレッシャーに弱く綱取りに本気で取り組んでいるのだろうか?とあまり興味がありませんでした。しかし引退後のスポーツとしての相撲に取り組み学問的な裏付けの下での納得のいく分かりやすい解説で見直しました。この本を読んで若くして亡くなった師匠の教えを心に強く刻んでいたことを知りました。葛藤しながら手に入れた綱を十分発揮できないまま引退したのはさぞ無念であったろうと想像していましたが、本人は悔いがないと言っているのでよかったと思います。今は二所ノ関部屋のそばを通る度に経験を生かして良い力士を育てられるよう陰ながら応援しています。
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昨年引退した稀勢の里、断髪式のお土産の中に入っていた本です。 半分まで読んでいたので後半を読みました。 大関、横綱と昇進する頃の事が思い出されます。 書かれている取り組みは記憶にある取り組みなので、 その時のことを思い出しながら読みました。 最後の場所になった平成31年の初場所、...
昨年引退した稀勢の里、断髪式のお土産の中に入っていた本です。 半分まで読んでいたので後半を読みました。 大関、横綱と昇進する頃の事が思い出されます。 書かれている取り組みは記憶にある取り組みなので、 その時のことを思い出しながら読みました。 最後の場所になった平成31年の初場所、 国技館に行く予定だった一日前に引退を発表。 平成29年2月18日、牛久の横綱昇進パレードで 初めて稀勢の里を目の前に見て、土俵での稀勢の里を観たくて国技館へ行く様になりました。 実際に観る相撲は迫力があり、声援も凄いです。 相撲の面白さを教えてもらいました。 荒磯親方になってからは、分かりやすい解説で 自分が取っていた時の話も交えて楽しいです。 今年は、相撲界も大変な状況になっていますが、 また安心して観に行けるようになったら国技館へ行きます。 世界が一日も早く落ち着けるようにと祈るばかりです。
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2019年10月8日 100冊目(10-4) 今年の100冊目 春場所、本当にあの場所に荒磯部屋来たりして!?来る。 ゾクッとした。 食べ物の好みも。卵の白身、高知の生魚。カレーは違うけど。
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私が全身全霊で応援してきた、横綱稀勢の里の自伝。 普段多くを語らない寡黙な力士だったので、あの時考えていたことを知ることができて嬉しかった。文章も素直な語り口で、とても好感が持てた。 怪我してから引退までの章は、苦悩が満ち溢れていて読んでる私も胸が苦しかった。横綱は弱音も吐け...
私が全身全霊で応援してきた、横綱稀勢の里の自伝。 普段多くを語らない寡黙な力士だったので、あの時考えていたことを知ることができて嬉しかった。文章も素直な語り口で、とても好感が持てた。 怪我してから引退までの章は、苦悩が満ち溢れていて読んでる私も胸が苦しかった。横綱は弱音も吐けないし、勝てなければ残る道は引退しかない。何て孤独なのだろうと思った。引退会見で語った一片の悔いなしは嘘だと思ってたので、本当は少し悔いがあると書いてあって、何だかとても安心した。本心を話せるようになったということは、稀勢の里の心の中の突っ掛かりが昇華されてきたのだと思った。 断髪式も終わり、ついに始まった第二の人生。弟子達の心の機微に寄り添える、立派な親方になって欲しい。
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わが家のにわか女子相撲部3人の一番のご贔屓力士、稀勢の里。 現役時代はあまり話すこともなくだったのですが、最近はテレビにも時々出たりして、よく喋るなあと思って見てましたが、断髪式のお土産の中に、この最新刊が入ってたので、早速読んでみた。 知らない稀勢の里が満載でした。 決めたら一生懸命にやる。いいですね、これ。 ・「和の成功法則」勝負ごとや出世を考えたときに、誰かの失敗や脱落の上に成り立つ成功や、誰かを引きずり下ろして勝つという考え方ではなく、皆で成功していけばいい。 ・腹八分のような精神状態
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