マボロシの茶道具図鑑 の商品レビュー
今はもう見ることができない失われた茶道具「マボロシ茶道具」の図鑑。 その茶道具の歴史や資料、伝聞などを元にイラストなどで紹介されています。 有名なのは松永久秀の愛用した「平蜘蛛」 本能寺の変やら大阪城陥落など、戦乱で失ったものから 江戸から明治、大正と…激動の中で行方不明にな...
今はもう見ることができない失われた茶道具「マボロシ茶道具」の図鑑。 その茶道具の歴史や資料、伝聞などを元にイラストなどで紹介されています。 有名なのは松永久秀の愛用した「平蜘蛛」 本能寺の変やら大阪城陥落など、戦乱で失ったものから 江戸から明治、大正と…激動の中で行方不明になったものなど様々 お茶道具好きな私としては、うひょうひょ言いながら楽しめました。 いつかどこかでひょっこりと現われるかもしれない「マボロシ茶道具」 「いやいや…そんなことないでしょ~」 などと言うなかれ 古美術店のショーウィンドーで発見された「マボロシの茶道具」もあったりするんですよね~ なんかそんなのを聞くとロマンを感じる~ さて、とりあえず… 穎川美術館に「茶入 勢高肩衝」を見に行ってみようかしらね。 と思ったら…ありゃま!今、休館してる~!!
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戦国時代から続く千利休が確立した茶の湯。 私も茶道教室に通っています。 茶の湯は道具とは切り離せません。 高価だから、歴史があるから、という理由 ではなく、先祖から受け継がれた大切な 「譲り受けた物」だからです。 しかし時には天災や火事などによって大事 な道具は失われてしま...
戦国時代から続く千利休が確立した茶の湯。 私も茶道教室に通っています。 茶の湯は道具とは切り離せません。 高価だから、歴史があるから、という理由 ではなく、先祖から受け継がれた大切な 「譲り受けた物」だからです。 しかし時には天災や火事などによって大事 な道具は失われてしまうことがありました。 最も有名な「事件」は本能寺の変でしょう。 ここで失われた「名物」は数知れないそう です。 しかし現存中にこれを見た人は記録を残し ているのです。今で言うなら「茶道具マニ ア」ですね。 そのマニアが残した記録を頼りにイラスト を書き起こし、鑑賞のポイントなどを加え たのが本書です。 現代まで残っていれば間違いなく国宝級で あろう「名物」の数々を愛でることができ る最高の一冊です。 天下三大肩衝「初花肩衝」「新田肩衝」 「楢柴肩衝」の内、現代に残るのは「初花 肩衝」のみです。見たかった〜。
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美術品の本はよくあるが、失われたものに特化した本は珍しい気がする。残された資料からおこされたイラストつき。 2020/7/30
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歴史の中で失われた、あるいは現在所蔵者不明のために見ることができない「マボロシ」の茶道具の名物を図鑑風にまとめて解説した書籍。
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