スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝 の商品レビュー
PEANUTSを描いた人ってどんな人?人間味あふれるキャラクターたちが登場する永遠の定番漫画を描いた彼の、作品と対照的な人生とは…
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この本はピーナッツの生みの親であるチャールズ・M・シュルツの生涯にわたる評伝である。その量は686ページにわたり、2段組みで書かれています。読むのがちょっと大変ですが、古屋美登里さんの訳がとてもわかりやすく、どんどん読み進めることができます。とてもお勧めできる本になっていますので...
この本はピーナッツの生みの親であるチャールズ・M・シュルツの生涯にわたる評伝である。その量は686ページにわたり、2段組みで書かれています。読むのがちょっと大変ですが、古屋美登里さんの訳がとてもわかりやすく、どんどん読み進めることができます。とてもお勧めできる本になっていますので、よかったらどうぞぜひお買い求め頂き、お読みになって下さい。
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とても分厚いのに、飛ばすことなく時間をかけて、頑張って読めてしまうぐらい、詳細な伝記。 展覧会の図録や雑誌の特集では触れられて来なかった両親や親族のことから、ごく幼い頃からのシュルツが念入りに調べられている。丸裸と言ってもいい。 ところどころ、ヒントとなる漫画もあり、 スヌーピー...
とても分厚いのに、飛ばすことなく時間をかけて、頑張って読めてしまうぐらい、詳細な伝記。 展覧会の図録や雑誌の特集では触れられて来なかった両親や親族のことから、ごく幼い頃からのシュルツが念入りに調べられている。丸裸と言ってもいい。 ところどころ、ヒントとなる漫画もあり、 スヌーピーを読んで難解だった話やどこか含みのありそうな話に一歩ずつ近づけそうな予感。 同じタイトルの漫画を新聞連載で50年以上続けることってものすごくご苦労だと思うのだけれど、シュルツはむしろそれが一番安心できる仕事の仕方だったんだとわかる。大変なのは大変だとしても。 それにしても今でも思い出せる。 ピーナッツの最終回をインターネットで見つけた当時の衝撃を。いつものかっこいいシュルツのサインが、そのZの形が、震えていたのを。 その最終回と逝去のニュースが同日だったことを。 ・好きな映画「市民ケーン」(『薔薇のつぼみ』のようなアプローチ…ある言葉を手がかりにして大きな謎へ追っていく手法) ・カールの職業上の教訓…必ず打ち解けた態度で ・「犬をもう1匹飼うことがあったら、スヌーピーがいいと思う」(ディナ)…スヌピはノルウェイ語で愛情を示す言葉。 ・メレディスを実子にするためにジョイスとの結婚年齢を偽った ・成功を収めるうちにスパーキーは相手の傷みに無感覚になっていった ・カールとスパーキーの広場恐怖症 ・ジーンとの再婚後、ジョイスのモデルだったルーシーは少女からおばさんになり、穏やかになっていく ・思春期以降のこどもの成長にはノータッチ
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