誰も知らなかった ラーメン店投資家になって成功する方法 の商品レビュー
「私が手掛けた店は必ず繁盛する」 「どんなスープも麺も簡単に再現できるメーカー工場製が1番」「個人店で素材に拘り時間と手間をかけて煮込んだり調理するのは労力と燃料費の無駄」「ラーメン店オーナーになれば誰でも毎月必ず数十万円〜百万円以上の不労所得が得られる」といった言い草が続き不愉...
「私が手掛けた店は必ず繁盛する」 「どんなスープも麺も簡単に再現できるメーカー工場製が1番」「個人店で素材に拘り時間と手間をかけて煮込んだり調理するのは労力と燃料費の無駄」「ラーメン店オーナーになれば誰でも毎月必ず数十万円〜百万円以上の不労所得が得られる」といった言い草が続き不愉快。 確かに400店舗を繁盛させてきて 成功の実績の上での物言いなんだろうけどね。 なんか不愉快。近所にも最近増えた別業態のオーナーの持ち店をプロデュース専門会社が手掛け、 雇われ店長にCKスープ 「ラーメンは鶏ガラ、豚ガラ、人柄」のように個人店の店主さんの魅力を含めての一杯だと勝手に思います。 そこを見下すかのような物言いが連なるのは 読んでいて嫌悪感がどんどん溜まった。
Posted by
ラーメンは、麻薬のような食べ物だと思う。本書は、「みんな大好きなラーメンの店舗オーナーになって安全に稼ぎましょう!」といった内容です。 現状では、"ラーメンオーナーになるためのシステムが広まっていない?"為か、実質、ラーメンプロデューサーの著者...
ラーメンは、麻薬のような食べ物だと思う。本書は、「みんな大好きなラーメンの店舗オーナーになって安全に稼ぎましょう!」といった内容です。 現状では、"ラーメンオーナーになるためのシステムが広まっていない?"為か、実質、ラーメンプロデューサーの著者を窓口としてオーナーになる方法の簡易レクチャーを行っています。この段階で読み手の評価は大変別れる本だと思います。でも投資しなくてもラーメン店の利益の出し方は、成る程と思わせる内容も豊富にありました。 この本で最も印象に残っているのが"多店舗展開できる人気ラーメン店は結局、スープなどを工場で作る工場系ラーメンである"といった点でした。ラーメンスープは、とても繊細で職人芸なので、1日のうちどの時間帯で作られても同じ美味しさを保つのは大変難しいものであるらしい。品質を保持しつつ店の利益率を高めていく事は店主に過酷な努力を強いる事になります。考えてみたら当たり前なんだけど、全く考えた事なかったので、ラーメン店の経営の難しさを知る事が出来ました。 本書では、その難しさをラーメン店に対して"儲けがでるノウハウ"をプロデュースする著者とタッグを組んで比較的安全なラーメン店オーナーとして活躍するモデルを提唱してます。 著者の藏本猛Jr氏は、2014年からラーメンプロデューサーとして活躍し、400店以上をプロデュースしていますを国内における出店場所の設定から店のコンセプトから設計、ラーメン素材からスープについてまで細やかに指導しているとのこと。本書の中でもプロデュースの仕方を述べていて成る程と思う事が多かったです。 本書を読み最近のクラウドファンディングとの違いに思いを巡らせました。詳しくチェックはしていませんが、飲食店の応援者としてのクラウドファンディングは既にあります。投資のあり方を考えさせられる一冊でした。
Posted by
- 1