薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法 の商品レビュー

藤川徳美(著者)

2024/09/16

子どもの困りごとが栄養療法で改善する。試したい！でも量や組み合わせなど、この本だけで素人が勝手に判断するのはちょっと怖い気もしている。近くに藤川医師の病院があって、直接みてもらえたら１番いいんだけど。通える距離ではないので、著者の他の本も参考にして内容を落とし込んでから実践してみようかなと思う。

2023/01/16

【動機】著者の本を読みたくて

要所にイラストでの説明があって読み進めやすい。最後のまんがでの事例紹介が特にわかりやすくてありがたかった。

癇癪などは、まわりのひとも関わるときに大変だろう一方、やはりしんどいのは当人で、不調があるからそういう反応を起こすということを意識したいと再確認する。
また、もともとスペクトラムといわれる発達障害などが改善する様子に希望を見る。

2022/10/23

実例を挙げて治療経緯を開示してくれていてありがたい。
マンガ形式になってるのでご家族にも最適の一冊。
安価なビタミン剤を紹介してあるのも良心的。　　

2021/03/20

強い口調のアドバイスが、しっかりした根拠も示されずに書かれている。
想定するメカニズムと自分の主張に合うつまみ食い情報を紹介するだけで、著者の妄想を書いただけでは？と思う。

2020/02/01

〇日本人の９割は「タンパク質」「鉄」が足りない。（ｐ４２）
☆タンパク質充分な量というのは、
体重×１グラム
２０Kgなら２０ｇ。しかも、食料の重さ＝タンパク質ではない。だから、鶏ささみとか、豆腐とか、タンパク質とっているつもりでも、実はそうでもなかったりするってこと。

〇鉄もタンパク質も、心を落ち着かせる「セロトニン」や喜びを感じさせる「ドーパミン」といった脳内の神経伝達物質を生成するために欠かせません。（ｐ４６）
☆脳の情報伝達ができにくくなる。だから、心を穏やかに保ちにくくなる。

〇精製された糖質ばかりをとっていると、血糖値を上げるホルモンがたくさん必要になるため、ただでさえ不足しがちなビタミンB群やミネラルがどんどん消費され、枯渇してしまうのです。（ｐ５１）
☆うーん、負のスパイラル。まず、白砂糖をやめること。

〇ATPとは、「アデノシン三リン酸」という物質です。体の中のエネルギーの貯蔵、供給、運搬全ての仲介役を担っているとても重要な存在です。（ｐ５３）
☆で、ATPを作るには、糖質を制限し、タンパク質と鉄を充分摂取すること。そうすると、ATPをたくさんつくりやすい体になれる。このP57の図は分かりやすい。

〇ハイブリットエンジンを働かせるための条件
①タンパク質を十分に取る
☆ミトコンドリアはタンパク質でできている！プロテインを飲んでもいい。
②糖質を控える。
☆糖質が多いと、ビタミンやミネラルが失われる。
③鉄を十分取ること。
☆鉄がないとキレやすくなる。
キレート鉄、回路を働かせるために絶対必要。
ヘモグロビンは現金で、フェリチンは貯金だと考えればいい。
現金だけでは心もとない。貯金が必要。
④補酵素となるビタミンを取ること。
☆ビタミンB、C、E。この３つが欠かせない。
⑤脂肪酸摂取。
☆卵、肉、チーズ、バター、ラード、生クリーム、MCTオイルなど。良質なものを食べる。

☆本の中ではプロテインを飲んだ方が効率よくタンパク質が摂取できるって書いてあって、まあ、確かにそうなんだろうけど、市販のプロテインってどうなのかなあ。
いっぱいあって、どれがいいのかなというのと、やっぱり甘くないと飲みにくいしなっていうのと、でも甘いってことは糖質取っちゃってんじゃんっていう矛盾で、結局どうするのがいいのかいまいちわからない。
ただ、食べるもの、飲むもので体の動きやすさっていうか、元気さは違ってくるのは分かる気がするので、自分
体と相談しつつ、健康な食生活をしていこうと思う。

2019/12/19

目から鱗がボロボロ。
家でできる栄養療法での希望が見える。
また、肯定的なことが言われがちな薬物に関しても、慎重に取り組む必要があると思った。