脳HACK大全 の商品レビュー
"脳HACK"で想像した内容とは少し違った。コラムをまとめたような構成で、読みやすかったがあまり印象に残らなかった。
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脳科学の観点から、行動や考え方についてさまざまなアドバイスがトピックごとに簡潔に書かれている。 内容的には俗に言われていること(笑顔で、ポジティブでいた方が良い、仕事ができる人は運動をしているなど)を脳の働きを混じえて解説していることが多く、新しく得られたことはあまりないかも。
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脳科学者の茂木健一郎さんによるライフハック本。仕事の生産性を上げる、ストレスを溜めない、脳を効率的に使う、疲れないコミュニケーション、習慣化から読み書きまで、著者が脳科学者なだけに、脳の図を使って脳の中で何が起こっているかの説明もされていて、あまり他のハック本には出ていない内容も...
脳科学者の茂木健一郎さんによるライフハック本。仕事の生産性を上げる、ストレスを溜めない、脳を効率的に使う、疲れないコミュニケーション、習慣化から読み書きまで、著者が脳科学者なだけに、脳の図を使って脳の中で何が起こっているかの説明もされていて、あまり他のハック本には出ていない内容もちらほら(心理学的な内容も結構ある)。普通のビジネス本より文章量多く、読み応えがあった(特に記憶力に関する部分は勉強になった)。
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「弱点を他の能力で補うという考え方を捨てる」など、私の持論とは真逆の言葉もあったけれど、だからこそ知らないことの多い・知ってよかったことの多い一冊となりました。
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コラム1個あたりの内容量が少なすぎる、もっと読みたい、知りたいという内容で面白かった。興味を持たされるだけでなく、ちょっぴり励まされるところも好き。
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「ToDo リストは文字化しない」「メモを取らない」など、普通のビジネス書とは逆のことが書いてあるのは興味深かったです(もちろん理由は説明されています)。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
脳の科学をもとに、局在部を踏まえた話には説得力があり、幾度も説明されるので分かりやすく、思わずメモをとりたくなった。また、茂木氏の実体験が踏まえられ、茂木氏自身が分析され、無意識の世界を読者にも伝えようという暖かみが感じられた。それらが、まるで茂木氏と対話しているような、こなれた文で読みやすい。 以下は、私の心に響いた内容をあげる。 hack25 モード切り替えは、前頭葉の眼窩前頭皮質が中心で、10%どころか、まだ数%しか使われていない場所。 無意識は、頭で考えてもどうしようもありません。実際に身体を動かすことでしかコントロールできない。 hack29 人間がある状況において、生き生きと熱中している幸せな状態のことを「stugious(ステュディオス)」と表現。 何でもいいから、夢中になってのめり込めるような楽しいこと。 hack30 フローとは、その時にしていることに、完全に浸りきり、集中しているけれどリラックスしている状態。純粋に仕事や勉強、競技に集中している状態を楽しんでいる。 hack42 「私」という意識は、すごく大事なように思えるのですが、脳の働きを考えたときには、「私」を意識しない、無心の状態ということ。 (私と向き合う時間と、無心になっている時間。)脳の使い分けをうまくする。 脳hack77 書くスピードに近い速さでよむ。 会話では、聞くと話すは同じテンポ。だから、読む行為も文章を書く行為と同じ速さで読む。
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