僕の人生には事件が起きない の商品レビュー
久しぶりにエッセイ読んだ。日常のふとした時にする妄想をそのまま書いたり、思っていることを取り繕わずにそのまま書いていて面白かった。特に結婚式の魚雷の話が好き。
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「ぬぼーっとなにも考えず、耳の穴から脳みそを垂れ流しながら生きていくこともできるが、普段色々考えながら生活してみるのもそれはそれでたのしいものだ。日常生活に違和感や疑問を持ち、想像を巡らせてみる。~どうかこれを読んだ後、日々平凡な日常を送っていると思ってる人でも、少しでもそれが楽...
「ぬぼーっとなにも考えず、耳の穴から脳みそを垂れ流しながら生きていくこともできるが、普段色々考えながら生活してみるのもそれはそれでたのしいものだ。日常生活に違和感や疑問を持ち、想像を巡らせてみる。~どうかこれを読んだ後、日々平凡な日常を送っていると思ってる人でも、少しでもそれが楽しめるようになってもらえたらと思う。」 クスッと笑えるエッセイ本。暇なときにサクッと読むのにおすすめ。 何もないと思っている日々の生活も、目を凝らしたら意外と面白いことが転がっているんだろうなぁと思った。 「誰の人生にも事件は起きない。でも決して楽しめない訳ではない。平坦な道に見えても地面に頬を擦り付けてよく見ると、いびつにぐにゃんぐにゃん曲がっていたりする。どんな日常でも楽しめる角度が確実にあるんじゃないかと思っている。」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ターン生物(2023年夏時点、ハライチのターンリスナー)なので大半のエピソードは知っていたが面白く読了。 あんかけラーメンとか、誰の日常にでも起こりうる話の中のほんのり狂気的な面白さが魅力。自分生活の中にからもこんな小噺を作ってみたいとも思ってしまう。 この持ち味とはちょっと違うが、同窓会の話はやっぱり好き。
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最近ハライチのラジオを聴き始めたことをきっかけにこの本を手に取ってみた。 岩井さんなぜ面白いエピソードトークが出来るか、その理由が本書で語られている。 ハライチのターンを早く聞きたい、そう思わせてくれる一冊だった。
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事件は起きないけど、日常に事件は溢れている。 父も投げ出し、家庭崩壊の危機さえ引き起こした組み立て式棚に果敢に挑戦するも撃沈する。 歴史は繰り返すのね。 これを読む限りは、十分に「ぽい方」の面目躍如している気もします。
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ネタ以外書いたことないのに、から始まるから期待せずに読んだら面白かった。 あるある。わかる!で親近感。 コーヒーマシーンは紅茶でも白湯でもいいのなら、ポットかティファールでいいのでは?少なくとも15万で迷うことはないはず! 恐怖のお返しは同乗の友達も恐怖に怯えただろうな。
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冒頭、読むことも書くこともあまりしたことがないと書かれていたけど、私にはとても読みやすかった。相性ってあるのかな? テレビで見る岩井さんの腐り芸人ぶりがとても好きなのだけど、日常の事件が起きない岩井さんはとても普通ですまっとうだった。事件が起きない日常をこんなふうに書けるのって...
冒頭、読むことも書くこともあまりしたことがないと書かれていたけど、私にはとても読みやすかった。相性ってあるのかな? テレビで見る岩井さんの腐り芸人ぶりがとても好きなのだけど、日常の事件が起きない岩井さんはとても普通ですまっとうだった。事件が起きない日常をこんなふうに書けるのって天才だと思う。(岩井さんは「天才」って言われるの嫌いみたいだけど、うまい言葉が見つかりません) 知人のお薦めで読んでみたけど、ほかの本も読んでみようと思う。 20230712
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岩井さんの角度で語られる日常はとても面白かった。 なかでも最後の章の「僕と澤部」は衝撃だった。 辛辣とも捉えられる文章で澤部さんを語っていてそれでも大丈夫と思えることに信頼関係を感じられた。
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冒頭の二、三篇は文章が堅かったがすぐに小慣れて、後半には一文ずつボケの高速連打、オチも鋭い。 痛烈な指摘あり、ふとした気づきあり。 中でも『棚』、『怪談』、『誕生日パーティー』、『VIP』が良かった。
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短編集のようですらすらと読めた。 事件が起きていないようで起きている。 一般人でも親戚付き合いはめんどくさいのに芸能人となるともっともっとめんどくさいよなとおもったけど、いちばん近い親がそれを理解してるところがすごくよかった。
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