ガール・コード の商品レビュー
アメリカ・ニューヨーク州で出会ったふたりの高校生が「生理のタブー」に挑む! 第3波フェミニズム「ガーリーカルチャー girly culture」「若者の自己発信文化」と、身体の話、肉体の変化の話、「生理のリアル」についての発信は密接。 (2018年以降の#metoo運動、セク...
アメリカ・ニューヨーク州で出会ったふたりの高校生が「生理のタブー」に挑む! 第3波フェミニズム「ガーリーカルチャー girly culture」「若者の自己発信文化」と、身体の話、肉体の変化の話、「生理のリアル」についての発信は密接。 (2018年以降の#metoo運動、セクハラ被害告発や性暴力被害告発もこの延長上にあります) また、理系分野のジェンダーギャップ、女児向けSTEAM教育(理数系教育+創造性教育)に興味あるひとにもおすすめ。 「包括的性教育」に興味あるひとは、男児向けのゲームならどんなアプローチが有効か、と考えてみるのもオモシロイかも。
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ガールパワー最高! 銃や暴力による血の方が、生理によるものよりも文化的に受け入れられているという現代社会に対する問題提起として作られた『タンポンラン』の開発者の女の子2人の自伝。 面白いのはタンポンランってゆう月経タブーに立ち向かうものを作ったことに加えて、この高校生たちが、...
ガールパワー最高! 銃や暴力による血の方が、生理によるものよりも文化的に受け入れられているという現代社会に対する問題提起として作られた『タンポンラン』の開発者の女の子2人の自伝。 面白いのはタンポンランってゆう月経タブーに立ち向かうものを作ったことに加えて、この高校生たちが、高校生の間にこんなすごいことを成し遂げてしまってから、あれよあれよと有名になり、だからこそ将来についても悩んで、成長していくってところ。 ものすごく親近感の湧く2人のキャラクターに、読んでて頑張れー!って応援したくなったよ
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アメリカ、ニューヨーク州に住む女子高生二人が、女子向けプログラミング講座で出会い、最終課題として作成した「生理を公に語れない世間」を風刺したゲームが全米で話題となり、一躍脚光を浴びたノンフィクションです。 これだけ女性の社会進出が進んでいるアメリカでも、まだまだプログラマーとし...
アメリカ、ニューヨーク州に住む女子高生二人が、女子向けプログラミング講座で出会い、最終課題として作成した「生理を公に語れない世間」を風刺したゲームが全米で話題となり、一躍脚光を浴びたノンフィクションです。 これだけ女性の社会進出が進んでいるアメリカでも、まだまだプログラマーとして働く女性は少ないという事実に愕然とします。日本はこのレベルに達するまで、あと何十年かかるでしょうか。 女の子を持つ母として、娘に臆せず挑戦する様に伝えてあげたいです。また、自分自身も苦手意識のあるIT分野について勉強します。
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特別な才能や幸運ではなく、万人のツールとしてのプログラミングを忠実に学習し友人と助け合ってコードを積み上げた先には、想像もしなかった世界との繋がりが待っていることを描いている作品。 プログラミングを日常的に使いこなすことだけではない、プログラミングを何のために使い、そして何をし...
特別な才能や幸運ではなく、万人のツールとしてのプログラミングを忠実に学習し友人と助け合ってコードを積み上げた先には、想像もしなかった世界との繋がりが待っていることを描いている作品。 プログラミングを日常的に使いこなすことだけではない、プログラミングを何のために使い、そして何をしたいのかといった初心を改めて感じさせる。 自己表現だけではなく、他者理解のためにプログラミングは必要とされるべきなのかもしれません。 プログラミングを知る人もそうでない人にも読んで欲しい一冊です。 詳しくはホンタナにて配信中。 http://hontana.info/
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プログラミング経験のなかった女子高生2人が、 夏休みに生理を忌避する固定概念を崩すためにtampon runというゲームを開発した。 それがおおきく話題になったことをきっかけに、有力ベンチャーでのインターンや、 様々なテレビ取材などを経験をし、大きく成長していくお話。 すこぶる...
プログラミング経験のなかった女子高生2人が、 夏休みに生理を忌避する固定概念を崩すためにtampon runというゲームを開発した。 それがおおきく話題になったことをきっかけに、有力ベンチャーでのインターンや、 様々なテレビ取材などを経験をし、大きく成長していくお話。 すこぶる素敵だった。 子どもたちにも読んでほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感化される、2人の女子学生の実際のストーリー。 これは2017年原作の本だから今はまた変化していると思うけれど、アメリカにおいてもIT業界は男性優位の現状があること、だからGirls Who Codeという事業ができて、そこで活躍した彼女たちが私たちにメッセージを送っている。 とても刺激を受けるストーリー。 ありがたく、読み、受け止めたい。
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2人の女子高生がそれぞれの目的を持って“Girls Who Code”という女子高生向けのプログラミング講座に参加する。1日7時間×7週間の講座の最後に2人が作り上げたのは“タンポン・ラン”なる月経タブーを風刺したゲームソフト。ネットに公開した直後から話題になり、2人は一躍時の人...
2人の女子高生がそれぞれの目的を持って“Girls Who Code”という女子高生向けのプログラミング講座に参加する。1日7時間×7週間の講座の最後に2人が作り上げたのは“タンポン・ラン”なる月経タブーを風刺したゲームソフト。ネットに公開した直後から話題になり、2人は一躍時の人となる……。さすがアメリカだなあという感想を持ったが、この2人の少女の意識の高さもすごい。苦手なことにチャレンジして克服していく姿は、50代のおっさんでも参考になる……・かな?
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ガール・コードプログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話(ele-king books) 著作者:ソフィー・ハウザー タイムライン
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Honzで紹介されてたので、年末年始の箸休め的に図書館で借りてみた。 ティーンエイジャーのプログラムをきっかけにした実話。前に前に、って感じです。
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アメリカの女子高生が、女子だけのプログラミングスクールで、生理タブーに関するゲームを作ったらバズって、その機会を捉えて成長していく話を、一人称で語っている。 本人たちも理解しているとおり、プログラミング技術としては苦労はしたがとくにすぐれtところは無いだろう。しかし、女子高生の...
アメリカの女子高生が、女子だけのプログラミングスクールで、生理タブーに関するゲームを作ったらバズって、その機会を捉えて成長していく話を、一人称で語っている。 本人たちも理解しているとおり、プログラミング技術としては苦労はしたがとくにすぐれtところは無いだろう。しかし、女子高生のプログラミングスクールというバックグラウンド、生理タブーに挑戦すること、プログラマーの女性比率、実際にアメリカで起こった事件などの目の付け所はよく、彼女たちのゲームは高評価を得た。もう一つ、よかったことは、きちんと作品として完成させて SNS で公開したこと。バズるかどうかは時の運もあるだろう。結果的にゲームはバズった。彼女たちが優れているのは、その機会をしっかりと捕まえて、インターンや人との出会い、自分の過去の人生と向き合いこれからの人生を再構築して、すごく成長できたところ。 ヤングアダルトの読み物としてはとてもいいだろう。オッサンには若干つらい。 実際のプログラミングの話は全く出てこず、女子高生のブログ的な内容ですぐ読める。面白いが読み返すことはあまりないし、それゆえ2270円はすこし高いという印象。キンドル読み放題で読むぐらいがちょうどいい。
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