スマホで旅行写真コツと裏ワザ の商品レビュー
写真家の庄子利男さんによるスマホ写真のコツについて書かれている本。 スマホ画面のキーなどの機能に付いての記述は簡潔。 写真の順光,逆光,前斜光など,光の入ってくる向きによる写真の例。 それから構図,春夏秋冬の写真例。 温泉街や夜景,風景などの旅先にありがちな写真例な...
写真家の庄子利男さんによるスマホ写真のコツについて書かれている本。 スマホ画面のキーなどの機能に付いての記述は簡潔。 写真の順光,逆光,前斜光など,光の入ってくる向きによる写真の例。 それから構図,春夏秋冬の写真例。 温泉街や夜景,風景などの旅先にありがちな写真例など,実際にプロも使用するような写真のテクニックを,一般の人向けに解説してくれている。 「三分割構図」「二分割構図」「三角構図」「逆三角構図」など,写真家の方にとっては当たり前の構図だけれど,そのような知識を写真例とともに教えてくれてありがたい。 オールカラーでわかりやすい入門者向け。 簡潔に要点が解説されてれているので,この本に出てくる写真を真似て撮ってみると,写真のテクニックが身につくと思う。 まずはこの本に出てくるコツを活用して写真に慣れて,もっと深い知識が欲しくなったら,もっと詳しい本に進むとよいのではないか。
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・明るさ調節機能 カメラ画面をタップしてピントを合わせたあと、出てくる太陽マークを上下することで、明るさを調節できる。 ・順光、逆光、半逆光 順光は風景(青空、草木、桜)を鮮やかに撮ることができる。逆光は寄りのモノ(紅葉、人、花びら)にインパクトをつけられる。半逆光は建物に立体感を付けて取ることができる。紅葉は携帯を逆さにし、地面を写さず、青空とイチョウだけが映るように撮ると良い。 ・九分割構図、二分割構図、対角線構図 九分割構図は被写体を3×3のマスの交点間に配置する方法。二分割構図は地平線を堺に、空と海、空と地面を水平に区切る手法。対角線構図は画角の対角線上に被写体を配置する方法。寄りで細部を見せ、引きで全体像を伝えることができる。橋や脚を含めて取るときに有効。 ・三角構図、逆三角構図、日の丸構図 三角構図は安定感がでる。逆三角構図は緊張感のある写真でインパクトがある。日の丸構図は被写体を真ん中に持ってくることで視線を誘導する。 ・窓枠ショット(フレーム構図) 窓枠を写真に入れ、臨場感のある庭園やオーシャンビューを撮ることができる。 ・Live photo + 長時間露光 川の流れを綺麗見せたり、人流を消せる。バスを背景にして撮ると非日常な写真になる。 ・Live photo + ×2 + 長時間露光 輪郭が2重になる躍動感ある写真になる。 ・×2ズーム 遠近感が薄れて、背景と一体化した写真が撮れる。 橋の上で引きの人を撮るときや風景を撮るときに使える。 ・ポートレートのf値 右上のf値をいじると、ぼかし具合を調節できる。 ・丸い縁無し鏡の使い方 地面が隠れるように、上の風景を下にも反射させて使う。 ・食べ物を撮る 主役を決め、空白を作らないように画面いっぱいに食べ物を入れる。サイドメニューは切れてても良い。正面45°から撮り携帯の影が入らないようにする。
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ちょっとしたことで写真をきれいに撮れると言うことが解説してあります。明るさを調節するのに画面タップだけでできるとは知りませんでした。旅先で写真を撮るのが好きなので今度いろんな構図などを試してみようと思います。
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