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犯人選挙 の商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2024/07/15

web連動投票型推理小説の書籍化。 マルチエンディングとのことで、〇ページからが○○編のような構成かと思っていたらまさかのメタ小説になっていて驚いた。 マルチエンディングを用意するだけの要素を散りばめて伏線用意しておけるのもすごい。 第一位はなんとなく納得。

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2023/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

企画として面白そうだったのでぜひリアルタイムで投票に参加してみたかった。 けれど、正解となる結末がないのは読後感として物足りなさも感じる。

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2021/07/31

大学生が共同生活を送っていた「大泰荘」で密室殺人が起こる。 その犯人は、読者の投票で決めるという読者参加型の小説です。 斯く言う私もトリックを考えて投票しました。 こういった企画はミステリー好きには嬉しかったです。

Posted byブクログ

2021/04/11

『ミステリー・アリーナ』で多重解決の極北に達した著者の新たな挑戦。はっきり言ってしまえば出落ちというか、本当にタイトルそのまんまである。無料公開された問題編が終わった後、予告された7つの解決編が語られる。解決編はコメディタッチでやりたい放題。『ミステリー・アリーナ』以上のものとな...

『ミステリー・アリーナ』で多重解決の極北に達した著者の新たな挑戦。はっきり言ってしまえば出落ちというか、本当にタイトルそのまんまである。無料公開された問題編が終わった後、予告された7つの解決編が語られる。解決編はコメディタッチでやりたい放題。『ミステリー・アリーナ』以上のものとなっているかというとそうは思わないものの、試みとしては面白い。十分に楽しませてもらった。

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2020/12/08

深水さんの新しい試みミステリ、好き。 「誰が犯人の世界を読みたいか」のマルチエンディングストーリー。「え?そんな理由?」っていう若干苦しいオチに感じるのもあるけど、神の視点(ストーリーでは大祐の視点)から見ていく展開が面白かった。ミステリマニアならクスッと笑ってしまう要素も満載で...

深水さんの新しい試みミステリ、好き。 「誰が犯人の世界を読みたいか」のマルチエンディングストーリー。「え?そんな理由?」っていう若干苦しいオチに感じるのもあるけど、神の視点(ストーリーでは大祐の視点)から見ていく展開が面白かった。ミステリマニアならクスッと笑ってしまう要素も満載で、どっちかというと真面目に読むよりコメディと思って読んだ方がいいかも。

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2020/10/16

レア本。 たまたま手にした本だけど、かなりレアな設定、結末。ミステリーとしての質も良かったし、最近似たような作品が多いから新鮮で面白かった。

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2020/05/30

犯人選挙という発想が面白いと思って読み始めた。やたらと説明が長く、文章が非常に読みづらい。読むのが苦痛だった。中盤、これから面白くなるのかと期待したが全くの期待はずれ。残念。

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2019/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(図書館本)お勧め度:☆7個(満点10個)。何だか不思議なミステリーである。一番驚いたのは、多重解決(マルチエンディング)での終わり方である。多分今まで読んだことのない作風だと思う。作品の中で犯人を特定せず、いろんなパターンで筋書きを披露する手法は卑怯なやり方だが面白い。その上、密室の館のさらに部屋密室。それも様々に理論づけされている。館に住む8人の男女のうち誰が犯人なのか?ちょっと無理な設定もあるが、それぞれを読者に選考させる終わり方も面白いし、タイトルの「犯人選挙」も言いえて妙な気もする。秀逸な一品。

Posted byブクログ

2019/11/23

企画は知っていたが、こうやって本になるとは予想外で面白かった。料理好き男子の主人公がいちいち馴染みのない食材で凝った料理作るのにイラッとした。粘着っぽくて、勘違いされても仕方無い。

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2019/09/30

密室殺人の犯人は誰だ?  作者が設定した7つの選択肢から、読者が犯人を選挙する前代未聞のミステリ。 実際に今年の6月に問題編がウェブサイトに公開されて、読者が解答を寄せ、その中のユニークな答えが巻末に載っている。更にそれぞれの投票率まで載っていて、面白い試みであるのは確か。 ただ...

密室殺人の犯人は誰だ?  作者が設定した7つの選択肢から、読者が犯人を選挙する前代未聞のミステリ。 実際に今年の6月に問題編がウェブサイトに公開されて、読者が解答を寄せ、その中のユニークな答えが巻末に載っている。更にそれぞれの投票率まで載っていて、面白い試みであるのは確か。 ただ、読者の解答の前に作者も7パターンの解決を示しているのだが、こじつけの苦しい推理があった(というか殆ど苦しかった)のが勿体無いなあ。一番最後に誰もが納得する推理で犯人が指摘されたら、この作品は傑作になったと思う。

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