言葉屋(7) の商品レビュー
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巻を増すごとに年齢を重ねて心が複雑になっていくけど、基本にあるものは変わらない。 今回は頼るってこういう事なのか。という事が心に残ったな。
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私は詠子と伊織くんを応援していたので最初は邪魔(?)だった語くん、言葉屋のために頑張っているのを見ているうちに、私の推しになってた。 !!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚メンタマトビデタ!!
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言葉には、目に見えない力がある。 種類によっては、 人を傷つけもし、力や勇気を与え、ほっこりもする。 言葉の使い方は難しく、 いい大人になっていると思うのだが、 上手く使いこなすことができない。 でも、欠かすことのできない道具。 その道具を磨いて、 ゆっくり深慮し大切に使える...
言葉には、目に見えない力がある。 種類によっては、 人を傷つけもし、力や勇気を与え、ほっこりもする。 言葉の使い方は難しく、 いい大人になっていると思うのだが、 上手く使いこなすことができない。 でも、欠かすことのできない道具。 その道具を磨いて、 ゆっくり深慮し大切に使えるように努めたいと思う一冊です。
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1巻に出会ったときはこんなにもどんどん続刊が出るなんて想像もしていなかったけれど、小学5年生だった詠子ちゃんも中2の二学期に。友だちばなちゃんの悩み、文化祭の出し物の準備、親友しぃちゃんと須崎くんの関係、そして言葉屋のとある常連さんの問題を通して描かれる今回のテーマは「言葉(国語...
1巻に出会ったときはこんなにもどんどん続刊が出るなんて想像もしていなかったけれど、小学5年生だった詠子ちゃんも中2の二学期に。友だちばなちゃんの悩み、文化祭の出し物の準備、親友しぃちゃんと須崎くんの関係、そして言葉屋のとある常連さんの問題を通して描かれる今回のテーマは「言葉(国語)のもつ力の光と影」「音楽の力」「役割語、男ことばと女ことば、そしてオネエことば」「毒舌」「テレビ(テロップ)による過度の演出」とかなりアップトゥデートなものが詰まっていて、一文読んでは考え考え、時間をかけてやっと読み終えた。そして最後の短いエピローグ、タロット同好会の個性的な先輩方の卒業にあたって学校生活を平凡に楽しめる自分の感性に不安を覚える詠子と、そんな詠子をはげますおじさんなりの解答がうれしかった。手に言葉屋という職があり、こまやかに人の気持ちを思いやって思慮深く周りを救うことのできる詠子から見ればずっと平々凡々とした読者の多くにとって、必要なメッセージだったと思う。 「言葉」「コミュニケーション」をテーマにしたこのシリーズ、どれぐらいのこどもに届いているのだろう? はじめからこういうテーマに興味があってじっくりつきあえる子はごく少ないだろうし、そうではない子にとってはとてもまだるこしくて飽きられるか、逆に詰め込み過ぎで消化不良になったりはしないだろうか…とちょっと案じつつも、続きが待ち遠しい(今回は伊織くんもちらっとしかでてこなかったし…)。望むことが許されるなら、中学卒業ぐらいまででお話が一段落したら、高校生になった詠子がこれまで扱われてきたトピックを改めて掘り下げてくれるようなスパイラル方式で続いてゆくとうれしいかも…
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