マンガでわかる民法入門 第2版 の商品レビュー
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[墨田区図書館] 行政書士関連⑩ 勉強を始めるにつれて目にすることがあった"伊藤塾"。 そこが出版しているマンガ形式の入門本を見かけたので借りてみた。 マンガとなっているのは掴みだけでやはり文字による説明が多かったけれど、各章ごとにまとめてある資料や、各種判例など、考えや知識をまとめやすい造りでよかった。 ただ、それは全くの素人ながらに多少勉強を始めていたから。 恐らく最初の最初にこの本を読んでいたら、「マンガとなっていても難しい!」となって読み切れずに放りだしていたかも。多少憲法や判例についての知識もついていたからこそ、いくつかの事例は「あぁそうだった」と半ば思い出しながら読めたし、新たに知るにしても調べるサイトなどの手段を既に持っていたからこそ補足しながら読めただけ。そしてそれでも、「判例内容」や「争議ポイント」は結論を知っていても読みづらいものが多い上に、争議ポイントやそれに対する司法判断も分かった場合でも、最終的に「裁判結果」としてはどうなったのかわからないものも多かった。 やはり全くの初心者対象の本というわけでなく、"分かりやすくまとめられた説明"を目指しているからであり、その説明も、「AとBが争う裁判があり、最終的にAがCという結果になった」といった、素人目線での「出来事結果」の紹介ではなく、「司法判定の対象となった争点内容」とそれに対する「司法の判断結果」の紹介に特化しているから、なんだろうな。 ただ、衆議院の優越や司法権の対象などを、言葉だけでなく表やフローチャートでまとめてくれているのが使える。また少し勉強が進んだ際に、自分がどこまで覚えているのか、理解できているのか、漏れや考え違いがないか、確認のために読んでみたい。
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会社で法人と個人事業主の違いを説明できず法律の基礎知識がないことを露呈してしまった。民法をざっくりと学ぶと良いと上司からのアドバイス頂き購入。 1-3章が特に仕事に活かせる知識になりそう。 法人の定義、所有権と占有権、担保、質権、抵当権あたりは業界問わずビジネスマンとして押さえて...
会社で法人と個人事業主の違いを説明できず法律の基礎知識がないことを露呈してしまった。民法をざっくりと学ぶと良いと上司からのアドバイス頂き購入。 1-3章が特に仕事に活かせる知識になりそう。 法人の定義、所有権と占有権、担保、質権、抵当権あたりは業界問わずビジネスマンとして押さえておきたい基礎なのだと思う
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