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敗者が変えた世界史(上) の商品レビュー

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2020/03/07

歴史上の敗者をテーマにした本の上巻。元がフランスの本だけに敗者の選定もフランス史よりな印象。ウェルキンゲトリクスやギーズ公アンリとか特に。物語的な叙述で読みやすいが、やや潤色が強いか。

Posted byブクログ

2020/01/07

時代も場所も異なるが、権力や栄光の絶頂から惨めな末路を迎えた世界史上の主役たちを取り上げるという本。その当人の成功と挫折の物語も面白いが、その時代の簡単な歴史叙述も中々ためになる。例えば、ジャンヌダルクの時代のイギリスとフランスの関係とか、ギーズ公アンリ1世の時代、つまりフランス...

時代も場所も異なるが、権力や栄光の絶頂から惨めな末路を迎えた世界史上の主役たちを取り上げるという本。その当人の成功と挫折の物語も面白いが、その時代の簡単な歴史叙述も中々ためになる。例えば、ジャンヌダルクの時代のイギリスとフランスの関係とか、ギーズ公アンリ1世の時代、つまりフランス王アンリ3世の時代のフランスのカトリック教徒とユグノーとの関係など。 本書の序文に書かれているほどには、こうした末路を辿った主人公たちに共通点が見られるわけではないようだが、それぞれにその転落の原因があって、それはそれで興味深い。

Posted byブクログ

2019/12/28

歴史の中で一時は中心的役割を果たしながら最後にはわずかな判断の誤り、歴史のいたずらで敗者となった人々の伝記。上巻ではハンニバル、クレオパトラ、ジャンヌ・ダルクといった誰でも知っている有名人も取り上げられているが、カエサルに逆らったウェルキンゲトリクスとか、いまいち日本人にはなじみ...

歴史の中で一時は中心的役割を果たしながら最後にはわずかな判断の誤り、歴史のいたずらで敗者となった人々の伝記。上巻ではハンニバル、クレオパトラ、ジャンヌ・ダルクといった誰でも知っている有名人も取り上げられているが、カエサルに逆らったウェルキンゲトリクスとか、いまいち日本人にはなじみのない人も。一人一人に与えられたページ数はそれほど多くないのでやや物足りないところもあるし、ヨーロッパの歴史にくわしくないと理解しづらい点も。せめてわかりやすい地図や年表を付けてくれたらもっと役に立ったかも。でもあっという間に読了。

Posted byブクログ