絶対食べたいベトナムごはん の商品レビュー

森泉麻美子(著者),中塚雅之(著者)

2023/05/21

浅草の地下街でベトナム料理屋を共同経営するベトナム好きな二人が、ベトナム各地を食べて回る記録みたいなもの。
この本のために取材したというよりは、これまでの旅の記録からまとめたような感じ。写真も小さくて、面白そうなのに細部がよく見えなかったりする。そんな猥雑な感じがベトナムの魅力と似た感じで雰囲気出ているといえばそういえなくもない。
が、行き当たりばったりや知人のアテンドがあったりで旅程の参考にもしにくく、現地の店の案内も店名と住所程度で地図はなくて参考にしにくい。結局は小さい写真と文章を見ながら雰囲気を楽しむ本という用途。

2020/02/16

ベトナム料理店を営む二人の20年に及ぶ、ベトナムグルメ紀行。
第1章　北部･･･ハノイ、ハイフォン、ハロン湾など。
第2章　中南部･･･ダナン、フエ、ホイアン、ニャチャンなど。
第3章　南部･･･ホーチミン市、ブンタウ、フーコック島など。
各章に地図有り。
文章と写真が2ページずつでテンポ良く紀行文が進行。
文章のページにはモノクロ写真、欄外に備考。
写真のページはオールカラー。店名と住所も掲載。
北から南まで、グルメに特化したベトナム訪問記です。
写真は小さいながら、上手に盛り込まれています。
街や店の状況や雰囲気があるし、料理や食材も良い。
シェフだけあって、簡潔ながら食レポは分かり易く美味しそう(^^♪
ベトナム独特の粉物文化と野菜たっぷりのグルメは、
行ってみたい＆食べてみたい誘惑を与えてくれます。

2019/09/29

2019年9月読了。
銀座線浅草駅の地下街(物凄い昭和感のある商店街です)にあるベトナム料理屋・「オーセンティック」の2人のシェフによる北部・中部・南部の各地のベトナム飯の紹介。写真がふんだんに入っているので気楽な読み物として好適。
紀行文の体裁だが見開き2ページで収まる内容なので、旅行中の細かな心理描写よりは、端的に料理について紹介している感じ。惜しむらくは「阮王朝」の「阮」が「院」になっている箇所があること。