親の介護をしないとダメですか? の商品レビュー
一億総介護の時代がきたと言っても過言ではない。 この本のすごさは、庶民目線で、暗くならずに、介護の実態を書き綴った事だ。 実際に、要介護5の母を看取り、要介護3の認知症の父がいる私にとってみると、なるほどの連続である。 必読書である。
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現実を面白く、介護者が陥る間違え(?)まで分かるように描かれている。 認知症の将来のことが薄っすら分かってきた。 うんちまみれになっても、お父さんへの愛情とか親としての尊敬があるから、介護が続くのかな。
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親の介護に子供(我々)のお金は出すべきではない。 とても為になった。 親の財産、年金額で工面できるかそこを考える必要がある。 後半は娘と母の日記が占めており、そこで辛さもわかった。
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妻から「介護本としては異色?にオモシロイ」と薦められて読んだ一冊。 赤裸々な体験を基に「老親の在宅介護はゼッタイするな」と躊躇いなく畳みかける著者の主張は、それに対し抵抗を感じる読者も少なくないはずだが、しかし同時に「本音」だけが持つ説得力に富み、思わず深く肯かされる。 併せて、...
妻から「介護本としては異色?にオモシロイ」と薦められて読んだ一冊。 赤裸々な体験を基に「老親の在宅介護はゼッタイするな」と躊躇いなく畳みかける著者の主張は、それに対し抵抗を感じる読者も少なくないはずだが、しかし同時に「本音」だけが持つ説得力に富み、思わず深く肯かされる。 併せて、夫婦それぞれ年老いた実母や義母の面倒を見ている我が身に照らせば、母たち二人のこれからの老衰の行方に加え、自分たち夫婦二人の老後の状況も不安になり、なんだか怖くなる。特に排泄の粗相。そんな親の姿は見たくないし、さらに自分たち自身がそうなってしまうことだけは出来れば避けたい。 そんな恐ろしい想像を呼び覚ます、でも笑いながらスイスイ読める、不思議な本。
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親からの意味不明なメールは認知症の疑いあり。 子どもが親の介護を負担してにっちもさっちもいかなくなるケース。 有料老人ホームやサ高住は月額20万以上もあり。
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元新聞記者の父親。77歳で自宅介護が無理になり 特養ホームへ。 78歳で車いす生活。失禁常習。 しかも自宅では老々介護だった。これは無理。 365日24時間の在宅看護は悲劇しか生まないと思う。 母親は時折、自宅に戻しては閉口する「罪悪感&かわいそう病」。 カネと老後の話は、まさにその通り。 きれいごとでは済まない。
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私の両親も高齢になってきたことだし、介護についての話を聞きたいと思い読んだ本です。 介護って、食と便だな。と思いました。 この本の中でも小便や大便、下剤などシモの話題がふんだんに出てきます。普段、本を読みながら食事をしたりする行儀の悪い私ですが、この本は読みながら食事をすること...
私の両親も高齢になってきたことだし、介護についての話を聞きたいと思い読んだ本です。 介護って、食と便だな。と思いました。 この本の中でも小便や大便、下剤などシモの話題がふんだんに出てきます。普段、本を読みながら食事をしたりする行儀の悪い私ですが、この本は読みながら食事をすることはできませんでした。それほどリアルな便トーク満載でした。おむつの描写とか、便意(大小とも)に翻弄される家族たちの姿がきっちり書かれていて、将来に不安を持ったものです。果たして私は父や母の紙パンツ替えやポータブルトイレなどの下の世話はできるのか…と読んでて思い悩みました。 また、妻のネーヤさんや、著者の潮さんが父のまーちゃんを見舞う際、果物や甘いものを持っていくというのが、感慨深いです。人間食べられなくなったらおしまい。食べる事は生きる事といいますので、食べっぷりのいい父まーちゃんの姿に生きているなぁ。と感じました。 その点、もしうちの両親が施設や病院のお世話になったら、何を差し入れよう。と考えました。父は好き綺羅は少ないですが、いかんせん持病に糖尿がある。食べる喜びは奪いたいくない。母は好き嫌いが激しく小食なタイプ何を好むのかは気分次第。その点に関してもちゃんと話を聞いておかないとな。と思いました。 実際親が介護が必要な所まで老いる過程も読めて良かったです。今はまだ大丈夫ですが、覚悟はしておかねばなりません。
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介護とシモの問題は切り離せない。 吉田潮さんは、週刊新潮の連載でしか知らなかったが、こういう人だったんだー。 介護の本だが、リズムのある文でどんどん読める。 この言葉が適切かはわからないが、おもしろかった。 来たるべき日のために読んで良かった。
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1ページに一回、うなずける!1ページに一か所は文字が浮いて見えるところがある!そんな本。家族を介護していて、罪悪感などの負の感情にとらわれそうになっている人に読んでほしい本、タイトルからしてもわかるけど。
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親の介護を吉田潮さんらしくあっさり書いてある。。ようで、文の端々に彼女自身の父親との関係(姉を溺愛していた父に対して思うところあり)が伝わってくる。父親の介護の話がメインだが、実は母の老化についても書いてあり、歳を取ることを色んな側面で考えさせられる。
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