東京でお酒を飲むならば の商品レビュー
幾年月もずっとそこに流れる気配や客の層を察して寄り添う機転。お酒と共に思い出したり忘れたりする事。東京での日常の記憶。 今ある店もない店も、どちらもをいくつもの味方で知り続けようとする作者の酒場への情熱に、やはり個性は自ら獲得していくものだなと。 作者の愛はあくまでお酒そのも...
幾年月もずっとそこに流れる気配や客の層を察して寄り添う機転。お酒と共に思い出したり忘れたりする事。東京での日常の記憶。 今ある店もない店も、どちらもをいくつもの味方で知り続けようとする作者の酒場への情熱に、やはり個性は自ら獲得していくものだなと。 作者の愛はあくまでお酒そのものに向けられたものではなく、酒場の方にあるのだと思う。
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浅草、神保町、銀座… 街と文化と人を大切にする 甲斐みのりさんのお酒の飲み方。 お店の雰囲気、情報、そこで何が美味しいかがさらりと書かれていて実用的。 ふわりとした写真もぎらぎらしてない下町っぽい東京を伝えていてよい。
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東京で素敵な飲み屋さんを知りたいなぁと思って読んだ1冊。どの店もステキで好きな街のお店も載っていたので機会があればぜひ行ってみたい。個人的には行きつけのお店も載ってて嬉しかった。 ちょっとオシャレで趣のある東京の飲み屋さんガイドブックとしても使えるエッセイ。
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あぁ、どの店も行ってみたい… 読みながら、ほろ酔いになれる。 写真もいい。文章もいい。 エピソードも滋味深く。 特に「センセイの鞄」の闇太郎は 興味津々。 いろんなことが変わってしまったけれど、 このお店一店、一店の 変わらないままでいてくれることを願う。 家飲みの時にも、...
あぁ、どの店も行ってみたい… 読みながら、ほろ酔いになれる。 写真もいい。文章もいい。 エピソードも滋味深く。 特に「センセイの鞄」の闇太郎は 興味津々。 いろんなことが変わってしまったけれど、 このお店一店、一店の 変わらないままでいてくれることを願う。 家飲みの時にも、この本を 手に取ると味わいが深まる。
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お洒落なバーの類が載っていると思いきや、老舗居酒屋や喫茶店も多かった。 最近はネオ居酒屋とやらが増えているようだけど、昔ながらの居酒屋を知る機会はあまりないので読めてよかった。 筆者がお酒自体というより、お酒を飲んでいる時の時間や空間を楽しんでいるところに共感を持てる。 自分も一...
お洒落なバーの類が載っていると思いきや、老舗居酒屋や喫茶店も多かった。 最近はネオ居酒屋とやらが増えているようだけど、昔ながらの居酒屋を知る機会はあまりないので読めてよかった。 筆者がお酒自体というより、お酒を飲んでいる時の時間や空間を楽しんでいるところに共感を持てる。 自分も一人で通えて人にも勧められる店を見つけたい。 闇太郎の店主の言葉がかっこよかった・・!
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東京の懐かしい風景を肴に酔う、楽しい酒場案内。浅草、吉祥寺・阿佐ヶ谷、中目黒・渋谷、新宿、神田・神保町、銀座それぞれの土地での名店を紹介。
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