おめかしの引力 の商品レビュー
このタイトル、表紙の引力に引き込まれてしまった。おしゃれは失敗の連続。川上さん、小説よりエッセイのほうが読みやすい。すみません。
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読むとおめかししたくなるし、これまでのファッションの歴史を築いてきたラグジュアリーブランドたちに尊敬の念と、やっぱりラグジュアリーブランドが好き!憧れる!っていう気持ちが湧いてきます♡ 川上さんの「君は赤ちゃん」のエッセイが大好きなのですが、そのでは語られなかった妊娠中のおめか...
読むとおめかししたくなるし、これまでのファッションの歴史を築いてきたラグジュアリーブランドたちに尊敬の念と、やっぱりラグジュアリーブランドが好き!憧れる!っていう気持ちが湧いてきます♡ 川上さんの「君は赤ちゃん」のエッセイが大好きなのですが、そのでは語られなかった妊娠中のおめかしについても読むことができて興味深かったです。 ティファニーのリボンのネックレスを川上さんとお揃いにしたくなるし、週末に伊勢丹に行きたくなるような気持ちになりました。楽しかった!
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クスッと笑えるおめかしエッセイってこの他にあまりない気がする。私は洋服にあまり頓着しないから、筆者の服にかける情熱には驚きとともにオシャレな人は違うなーという尊敬を感じたよ。百貨店でドレスやブランドものの服を好きなだけ購入できる財力が羨ましい。年齢について自虐する様子が散見される...
クスッと笑えるおめかしエッセイってこの他にあまりない気がする。私は洋服にあまり頓着しないから、筆者の服にかける情熱には驚きとともにオシャレな人は違うなーという尊敬を感じたよ。百貨店でドレスやブランドものの服を好きなだけ購入できる財力が羨ましい。年齢について自虐する様子が散見されるのだけど、美人なのだからそんなことしなくていいのに。でも、2007年辺りにスタートした連載だからそういう時代だったのかな。これからはおめかしへの情熱が高まったタイミングを逃さずに、お出かけしていきたいところ。筆者の見事な散財っぷりに影響され、私も化粧品を3,000円ほど買ってきた。口紅、消費しないとなぁ。口は1つしかないのに一体何本買うのやら、ここら辺は筆者と通じ合う部分があるのかもしれない。
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「おしゃれ」は他人の評価に基づく一方、「おめかし」は自分が主体の言葉。これからは自分に対してはおめかし」を使う。気分が上がる服がもりもりほしい!と思う本。
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面白い。女性のエッセイ初めてハマったけど、日々こういうことを思い、悩み、考えて良いんだなと生活に肯定的になれる。この方のおかげで、心の中の口癖が「やったるでぇ」になった。最後になむなむ。とか、可愛い。
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読んだ人 よもぎ おめかしという言葉がなんとも言えない魔法を放ってる 川上さんのおめかしも文章も素敵 少し昔の内容なので、最近のお話も読みたい気持ち
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自分以外の誰かのおめかしのお話は新鮮であり、 思った以上に楽しく、なんだか心が躍った。 川上さんの文章、素敵だな。 いくつになっても、「おめかし」していたいな!
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前に読んだ著者のエッセイが面白かったのと、“おめかし”がテーマで可愛らしい表紙に惹かれて拝読。 日常的で共感を覚えるお話しもあるが、筆者が思っていたよりハイブランドやファッション界に対する造詣が深く、遠い世界を覗き見るような心地もある。 ところが、そんな遠い世界でのトレンドは、...
前に読んだ著者のエッセイが面白かったのと、“おめかし”がテーマで可愛らしい表紙に惹かれて拝読。 日常的で共感を覚えるお話しもあるが、筆者が思っていたよりハイブランドやファッション界に対する造詣が深く、遠い世界を覗き見るような心地もある。 ところが、そんな遠い世界でのトレンドは、サステナ等大いに私達の生活にも関わってくる話題だと気付かされる部分もあり、おめかしの奥深さをとことん楽しめる一冊だった。
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おめかしとは。 おしゃれとは。 好きなものに対する熱い愛情を持って「フィガロ」に連載された、ファッションについてのエッセイ集。 可愛らしい装丁に、川上さん愛用のお品の写真も収録。 まるで著者のクローゼットを覗いているよう。 ファッションだけでなく、思想的なものも垣間見える部分...
おめかしとは。 おしゃれとは。 好きなものに対する熱い愛情を持って「フィガロ」に連載された、ファッションについてのエッセイ集。 可愛らしい装丁に、川上さん愛用のお品の写真も収録。 まるで著者のクローゼットを覗いているよう。 ファッションだけでなく、思想的なものも垣間見える部分もあり、その点は賛否あるかもしれないが、読んでいるだけで「おめかし」がしたくなる。 まさに「おめかしの引力」を実感する一冊。
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川上さんのファッションエッセイ。 2010年前後に書かれたものでやや古いけれど、ああそんな事あったなと思いつつ。 「おしゃれ」ではなく「おめかし」。 人に評価してもらうためのお洒落ではなく、自分のためだけのおめかし。自分で自分を肯定する行為。 幼い頃のような、好きな服を着る...
川上さんのファッションエッセイ。 2010年前後に書かれたものでやや古いけれど、ああそんな事あったなと思いつつ。 「おしゃれ」ではなく「おめかし」。 人に評価してもらうためのお洒落ではなく、自分のためだけのおめかし。自分で自分を肯定する行為。 幼い頃のような、好きな服を着るだけでわくわくするような気持ち。なんだか強くなれたような気がするあの感じ。 ふらっと美術館に行って気になっていたパティスリーに寄って、喫茶店で本を読むような日に着る服を考えるのが一番楽しいかもしれない。誰の目も気にしない。自分を楽しませるためだけのおめかし。 そんな休日久しく過ごしてないけど。 巻末の対談よかったな。 〝既得権益を持っている側は、的外れなフレームアップで、自分たちを脅かしそうなものを規制しようとする。〟 たかが服でさえも、未だに正解はひとつと決めつけられてしまう息苦しい世界。 当事者に選択権を与える、といういたってシンプルなことがどうしてこんなにも上手く行かないのだろうね。
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