青いあいつがやってきた!? の商品レビュー
20年 課題図書小学校中学年の部 流れ星にお願いをしたら青いあいつがやってきた?!見た目はカッパだけど… 色々考えるよりもやってみよう
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考えすぎて動けない主人公のサトシくん それとは反対の、作中に彼の自然な喜怒哀楽や、とっさの行動が表れた表現を織り交ぜながら物語が展開していくのが印象的だった。 転校前と転校後のサトシくんの変化や、自分自身で行動を制御してしまったり、他者を羨んでしまったりするシーンは小学生ながら...
考えすぎて動けない主人公のサトシくん それとは反対の、作中に彼の自然な喜怒哀楽や、とっさの行動が表れた表現を織り交ぜながら物語が展開していくのが印象的だった。 転校前と転校後のサトシくんの変化や、自分自身で行動を制御してしまったり、他者を羨んでしまったりするシーンは小学生ながらに、人間臭さがあって、私自身の生活も重ねながら読んでしまった。 悩みに年齢は関係ないんだなと再認識させられたのと同時に、どんなことも自分から行動することからきっかけが生まれる、そしてそれを見てくれている何か・誰かがいるんだということを感じられるストーリーだった。 青いカッパさん、さっぱりした明るいキャラクター、すごく良かった。
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2020年の小学校の課題図書。 子どもと一緒に同じ本を読んで、感想を述べあう楽しさを感じた本。 何かを伝えるために、作者がどんな気持ちで本を書いたかを述べ合った時に、「青いあいつ」を通して、言いたい事が伝わってきた。書いた事がないけど、本を書きたい気持ちになった。
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2020年度課題図書(小学校中学年) ワクワク読みました。 児童書としていいのでは? カッパ? 陳腐だなと思ったけれど、きちんと現代風に。 そうだよね、 こどもたちに ちょっと背中押してくれる人(もの)があれば すっかり変われるんだよね。 ≪ ヘンなやつ 青はクールか 宇宙...
2020年度課題図書(小学校中学年) ワクワク読みました。 児童書としていいのでは? カッパ? 陳腐だなと思ったけれど、きちんと現代風に。 そうだよね、 こどもたちに ちょっと背中押してくれる人(もの)があれば すっかり変われるんだよね。 ≪ ヘンなやつ 青はクールか 宇宙色 ≫
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2020年度(第66回)課題図書の中学年向け。 夏休み終盤、図書館で借りられた。(今年は夏休みが短くて、読書感想文に取り組む子が減っているよう) 四年生のサトシは、新しい家に引っ越してきたばかり。 とうさんは遠くの町ではたらいていて、かあさんもはたらきはじめ、家にいるのはサトシひとり。 学校でも友達ができず、がらにもなく「ひとりでいるのが好きな、おとなしい転校生」になってしまった。 七月のある夜、流れ星に願いごとをすると、次の朝、全身青い へんなやつがやってきた!? カッパのようなやつ(以下カッパ)が突然やってくるなんて、トンデモSFだったらどうしようと思っていました。 が、すてきなおはなしでした。 新しい環境になじめない転校生のサトシが、七夕の日にカッパとであいます。 カッパに促されながら、新しいものごとを経験していきます。 新しい町を探検して、小さなことだけれどいつもと違うお弁当を食べて新鮮な気持ちになって、最後には七夕まつりで開き直って楽しむ。 おはなしの運びにむだなところがなく、全部繋がってするすると読めました。 カッパに会った記憶はどうなるかなど、読み手がふと疑問に思うようなことは自然に解説されています。 セリフも許せる程度の話し言葉で、子どもにも読みやすそうだし無理がありません。 誰も見ていないなんてことはありません。 カッパがサトシの背中をそっとおしたり、ここぞというときは真剣に話をきいたり、良い距離感の頼れる他人で魅力的です。 「その一歩」を踏み出すのは自分だということがよくわかります。 サトシに友達ができて良かったです。 よくある展開ではありますが、涙が出てしまいました。 あ、あと、「息を殺す」でなく「息を凝らす」を初めて知りました。 表紙は青いサッカーボールかな?と思いましたが、カッパで(笑)、これまた内容にリンクしていてすごいなぁと思いました。
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2020課題図書 転校してきて、家でも学校でもさみしいサトシの前に突然現れた青いカッパ?1日一緒に過ごすというカッパの目的とは。ありがちな話かもしれないけど、うん、こういうの好きだな。カッパ?のキャラ、川ってどこ?…いろいろ楽しいし、こんなことあったら嬉しいよなぁって思う。
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さとしは、さいしょカッパが来てびっくりして、いやだなって思ってたけど、後の方はすきになった。ちょうせんできたりいろいろできるようになった。だから、よかったと思う。 カッパは、小っちゃくなったり大きくなったりできるのがいいなと思った。ぼくもカッパみたいになれたら、いたずらしてみたい。カッパはいたずらしないけど、ぼくはしたい。でも、さとしをたすけて、さとしが元気になっていいきもちになったと思うから、ぼくも人だすけをする。 カッパがうちゅう人だったのは、びっくりした。ぼくは、ぜったいカッパだと思った。それと、カッパのことをおぼえている子がいるのがすごい。カッパ、きおくをけすのをわすれちゃったのかな。(小3)
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内容的には読みやすくてわかりやすい、王道の児童書だなあというかんじ。 オチも伏線もよめる。 ET的要素のところだけわくわくしたなあ。笑 感想文を書くとしたら、なんだろう。 新しい出会いとか友情をテーマにするのかな。
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6月の終わりに引越しできた、サトシは小学4年生。3人家族だが、とうさんは、仕事の都合で遠くに住んでいるし、かあさんは、仕事を始めて土曜日も家にはいない。 引越して2週間たって、サトシは、自分が「ひとりでいるのが好きなおとなしい転校生」キァラクターになったしまったと思っている。サト...
6月の終わりに引越しできた、サトシは小学4年生。3人家族だが、とうさんは、仕事の都合で遠くに住んでいるし、かあさんは、仕事を始めて土曜日も家にはいない。 引越して2週間たって、サトシは、自分が「ひとりでいるのが好きなおとなしい転校生」キァラクターになったしまったと思っている。サトシが夜空を見上げながら『明日はせっかの土曜日なのに、つもんないなー』と、思っていると、流れ星が渡って行った。 翌日、サトシが朝食を食べ始めてちょっと立った隙に、青いカッパのようなヘンにやつがテーブルに座っていた。ヘンなやつは、ミッションで今日一日サトシと過ごすと言う。間に合っているのでと断るサトシに、では、おれのすみかに送れと言う。そこで、サトシはヘナやつと自転車で出かけることに。ヘンなやつは、何かとサトシに「ちょうせん、ちょうせん」と言ってくる。圧巻なのは、「ごちゃごちゃ考えるなって。おまえはちょっとばかし慎重で、くそまじめなところがある。なんでもまず、やってみろ。あれこれ考えないでー」とヘンなやつがサトシに放った言葉だ。50過ぎていますが、これこそが私の命題です。心に響きました。 2年生から5年生が読むのにとても良い本だと思います。ただ一つ、「友達が沢山いて元気な子が良い子で、ひとりで本を読んでいる引っ込み思案に子はダメな子」だと、誤解してしまう小学生もいるかもしれないと感じました。そんなことは、全く書いていませんけれども。小学中学年向きで、単純な方が伝わるからこうなるとは思いますけども。
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初めての引っ越し、転校先でどう友達をつくればいいか分からないサトシ。父さんは単身赴任、母さんは仕事と、新居でひとりぼっちで過ごしていると、カッパのような青いやつがきて…。 カッパの正体は意外だが、ひとりで悩んでいる子のところに来てくれるのはいい。
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