トランスジェンダーの私がボクサーになるまで の商品レビュー
トランスジェンダー男性と”男らしさ”の関係が気になるなら、周司あきらさんの『トランス男性による トランスジェンダー男性学』『エトセトラ VOL.10 特集・男性学』がおすすめ。 また、「男性優位主義社会」に過剰適応しようとするマイノリティの心理について知りたいなら、映画『スリー...
トランスジェンダー男性と”男らしさ”の関係が気になるなら、周司あきらさんの『トランス男性による トランスジェンダー男性学』『エトセトラ VOL.10 特集・男性学』がおすすめ。 また、「男性優位主義社会」に過剰適応しようとするマイノリティの心理について知りたいなら、映画『スリービルボード』『スキャンダル』がおすすめ。 自己の肉体を鍛えて、他者と力比べをする、その営みは、"男らしさ"を競うものでは本来ないはず。
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男性的なもの、マッチョな男性像に対するあこがれが背景にあってのボクシングへの挑戦だと思うのですが、男らしさとは何かということに、やたらとこだわっています。暴力で支配することだけが、男らしさではない。そんなのは男の弱さだという議論は納得です。記者が仕事なので、モチーフに対して理屈っ...
男性的なもの、マッチョな男性像に対するあこがれが背景にあってのボクシングへの挑戦だと思うのですが、男らしさとは何かということに、やたらとこだわっています。暴力で支配することだけが、男らしさではない。そんなのは男の弱さだという議論は納得です。記者が仕事なので、モチーフに対して理屈っぽいのと、僕とは考え方が少し前半は違う。僕はマッチョになんて憧れないので、よく心情が理解できないし、元女性なのに、トランプ的なマッチョを全面に打ち出して、女と練習するのを嫌がったりするのはどうもよくわからん。でも、読むに値する本。
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