日経新聞を「読む技術」「活用する技術」 の商品レビュー
五年前の書籍であるが、役に立ちそうなのでお取り寄せ。 人口の約3%が読んでいるという日経新聞の必要な情報を効率的に得る方法をわかりやすく説明。 今まで穂村弘さんの新聞歌壇くらいしか読んでいなかったのを反省。 土曜日が書評欄など盛りだくさんで、情報量が多く読み応えがあるとお勧めとの...
五年前の書籍であるが、役に立ちそうなのでお取り寄せ。 人口の約3%が読んでいるという日経新聞の必要な情報を効率的に得る方法をわかりやすく説明。 今まで穂村弘さんの新聞歌壇くらいしか読んでいなかったのを反省。 土曜日が書評欄など盛りだくさんで、情報量が多く読み応えがあるとお勧めとのこと。広告がある下の部分を切り取とり思い切って20面辺りまでのみ残したところまで読むという斬新さ。最初の1週間は同じ新聞を何度も読み、情報をインプットする練習をするのだという。 奇数ページに重要記事は集中、深読み⇒軽読み⇒徹底的に深読みの順で記事を読み込む、数字のつかみ方や、着眼点(Aアメリカ、B英国と欧州関係C中国Dデジタル関連E電気自動車F金融市場)のポイントを押さえる、自分のテーマを決めて1年追う、コラムの音読(春秋、大機小機)で初級レベルでも高度、太字の見出しを書き写し興味関心を広げる、日本&海外企業やG7のトップの名前を覚える、3文字英語を覚えるなど中級レベルまでなかなか到達には努力が必要。 まずは土曜日版を買いに近所のコンビニへ行って実践。
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今日は4月1日、多くの企業で入社式が行われているはずだ。実際、私のオフィスの近辺でも、紺のスーツに身を包んだ新入社員たちが集団で固まっているのを、何組かみかけた。必ずそうなるという訳ではないけれども、学生から社会人になって、日経新聞を読み始める人も多いだろう。私自身もそうだった。...
今日は4月1日、多くの企業で入社式が行われているはずだ。実際、私のオフィスの近辺でも、紺のスーツに身を包んだ新入社員たちが集団で固まっているのを、何組かみかけた。必ずそうなるという訳ではないけれども、学生から社会人になって、日経新聞を読み始める人も多いだろう。私自身もそうだった。入社して、結婚して独身寮を出てからずっと、海外勤務の時代を除いて、ずっと日経新聞を購読している。私もそうだったけれども、日経新聞は、大学を卒業し社会人になったばかりの新人にとっては、読むのが簡単な新聞ではない。本書の筆者は、野村證券に長年勤務されていた方だ。証券会社の社員ほど、日経新聞の情報が必要な人たちも多くはないだろうから、筆者は、日経新聞を読むプロと言っても良いと思う。そのような、プロが、主として新人・若い社会人向けに、日経新聞の読み方を指南したのが本書である。 プロらしい面白い視点も多かったが、さすがに社会人経験40年を超える私にとっては、初歩的すぎる指南書であった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【概要】 元証券マンが日経新聞の読み方と経済の見方を解説する。 【学んだこと】 ・気になった記事やわからなかった部分に赤ペンをつける。不明な部分は調べ、単語カードなどにまとめてふりかえりができるようにする。 ・大きい数字を暗記する。 日本GDP 566兆円(名目・2022年度) GDPのうち、消費支出 315兆円 GDPのうち、輸出額 123兆円 トヨタの売り上げ 37兆円(全世界) コンビニ業界の市場規模 11兆円 コンサル業界の市場規模 1兆円 東証時価総額 830兆円 国債発行残高 1000兆円 家計金融資産 2000兆円 国家予算 114.4兆円 防衛予算 6.8兆円 ・数字をおいかける 日経平均、長期金利、短期金利、IMFレポート(1,4,7,10月) ・自分なりのテーマをもって記事をおいかける ・気になった記事は要約する ・自分なりのトップ3ニュースを選ぶ(注目度の低い、自分なりの視点で選ぶ) 【感想】 ・日経新聞を読む習慣づくりから解説しており、親切
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ここに書かれている内容を全て実践できるのが理想だが、正直難しいと思う。 特にスクラップブックにまとめるのは面倒だし時間がかかりそうなので、何か代わりの手段を見つけたい。 ポイントを押さえて読む方法や日経新聞を読む上で知っておくべきことを理解できたので、できることから実践したい。...
ここに書かれている内容を全て実践できるのが理想だが、正直難しいと思う。 特にスクラップブックにまとめるのは面倒だし時間がかかりそうなので、何か代わりの手段を見つけたい。 ポイントを押さえて読む方法や日経新聞を読む上で知っておくべきことを理解できたので、できることから実践したい。 新聞を読む中で疑問に思った単語をまとめたり、あるテーマについて新聞記事に書かれた内容だけを点として見るのではなく、その背景や今までの流れを踏まえて線として見ることは今からできそう。
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社会に出てニュースは毎日チェックするように、日経新聞は読んだほうがいいといわれていたけれど、最近のニュースはワイドショー化し、日経新聞も何をどう読めばいいのか、日経に限らず新聞を読む、読み解く、自分のものとするとはどういうことなのか。 今回の本はその第一歩を踏み出す知識をくれた。...
社会に出てニュースは毎日チェックするように、日経新聞は読んだほうがいいといわれていたけれど、最近のニュースはワイドショー化し、日経新聞も何をどう読めばいいのか、日経に限らず新聞を読む、読み解く、自分のものとするとはどういうことなのか。 今回の本はその第一歩を踏み出す知識をくれた。 まず第一章にある「土曜日版」を一週間かけて読むことから始める。半分に切って広告を切り取って奇数ページのみ……。 この本は2019年7月に刊行されたものなので、著者が取り上げている内容の未来での顛末を知っていたりもする。 けれどこの本を読むことにより、2019年、つまりコロナ禍前にはこんな話題が気になるニュースとして世界の話題となっていたのかと知ることができた。 その後の2020年から現在までもちろんいろいろな事があったけれど、ほとんど話題の中心は新型コロナウイルスに関する事柄で関心事で、現在までの3年間があっという間に過ぎたと感じている人も多いのではないだろうか。 私もこの3年、時が止まっていたかのような感じだ。 これから新聞を読む力をつけて、今の日本の経済や世界情勢が分かるようになっていきたい。
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日経新聞を読んでいるのは、国民の3%。 土曜日の日経新聞が一番充実している。 はじめの1週間で土曜日の日経新聞を読む。 次の週は毎日買って浅く読む。 次の週は土曜日の日経新聞を全部読み込む。 分からない単語が出てきたら「単語カード」に書く。 毎日新聞を読むたびに手帳に数字を...
日経新聞を読んでいるのは、国民の3%。 土曜日の日経新聞が一番充実している。 はじめの1週間で土曜日の日経新聞を読む。 次の週は毎日買って浅く読む。 次の週は土曜日の日経新聞を全部読み込む。 分からない単語が出てきたら「単語カード」に書く。 毎日新聞を読むたびに手帳に数字を書き写す。 →オススメなのは、 韓国総合指数(半導体株が多いので、景気の動向を予測しやすい) 金(安全資産) 原油 日米独の10年国債の利回り
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日経新聞の合理的な使い方について学んだ。 難しくてもとにかく一つの新聞を読んでみることが重要だと感じた。そうすれば何が分からないのかが見えてくるし次にも繋がるんだなと。 その上で方法論として、ABCDEFや、政治や企業のトップの顔リストを作るなど、すぐに実践に移してみることができ...
日経新聞の合理的な使い方について学んだ。 難しくてもとにかく一つの新聞を読んでみることが重要だと感じた。そうすれば何が分からないのかが見えてくるし次にも繋がるんだなと。 その上で方法論として、ABCDEFや、政治や企業のトップの顔リストを作るなど、すぐに実践に移してみることができるものが紹介されていてよかった。
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日経新聞を全部読むと新書2冊分と知って、衝撃を受けた。社会人ということで限られた時間の中で効率的に情報を収集するために、まずは頻繁に登場するキーワードを抑え、無理のない程度に日経新聞を読む癖を定着させていきたいと感じた。
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「新聞を読むことの習慣化」を目的に、この本を読み始めました。いざ日経新聞を読むにしても、普段読む習慣がないため、習慣化するにはかなりハードルが高く、「どこを読めば良いんだろう?」と感じていました。しかしながら、この本のタイトルにもあるように、「読む技術」「活用する技術」を学び、「...
「新聞を読むことの習慣化」を目的に、この本を読み始めました。いざ日経新聞を読むにしても、普段読む習慣がないため、習慣化するにはかなりハードルが高く、「どこを読めば良いんだろう?」と感じていました。しかしながら、この本のタイトルにもあるように、「読む技術」「活用する技術」を学び、「このように読んでいけば良いのか!」と思えるようになりました。 ・「深読み」→「軽読み」→「徹底的に深読み」 ・着目すべき数字 ・アウトプットの重要性 上記3つは特に私がこの本から学ぶことのできた点で、今後は上記の点を意識しながら、「新聞を読むことの習慣化」に取り組んでいきたいと思います。
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1.投信を扱うようになり、世の中の情勢に詳しくないと顧客に迷惑がかかるので日経新聞を読み始めました。しかし、なにも頭に入ってこず、ただ読んでるだけでした。この状況をなんとか変えたくて本屋に寄ったところこの本に出会いました。 2.野村証券で支店長まで登りつめ、かつ現在は大学教授に...
1.投信を扱うようになり、世の中の情勢に詳しくないと顧客に迷惑がかかるので日経新聞を読み始めました。しかし、なにも頭に入ってこず、ただ読んでるだけでした。この状況をなんとか変えたくて本屋に寄ったところこの本に出会いました。 2.野村証券で支店長まで登りつめ、かつ現在は大学教授になった経済のプロが38年間実践していた日経新聞の使い方を述べてます。基本、初級、中級、上級に分かれてます。 大切なのは、顧客に説明することを前提に読んでいくことです。ただ読む、書き写すだけでは意味はなく、初心者が日経新聞に向き合うにはどの段階からやっていけばいいのか、どう世の中の流れを理解していけばいいかが書かれてます。 3.今までは気になった記事だけ読んで満足してました。しかし、顧客にアウトプットすることを意識するとやはり違います。野村証券のトップクラスになれば、日経新聞を徹底的に活用するということがよくわかる1冊でした。 自分の場合まず実践するのは深読み→軽読み→徹底した深読みとアウトプットです。今の自分は、新聞で得た情報をただ知識として頭に残すだけになってます。いわばコレクターみたいなものです。しかしこれではなんの役にも立ちません。実践してこそ真価を発揮しますので、とにかく実践しかないです。
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