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チャートで読み解く美術史入門 の商品レビュー

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2021/06/02

西洋美術を各時代ごとに主要作家のチャート図、顔の絵の関係図で説明しようってわけ。顔もそうだけど書く作家の代表作もナカムラクニオ氏が描いているのが面白い。西洋美術史のおさらいにはなるんだけれど、それよりもナカムラクニオ氏の絵を見ているのが楽しい。上手いなあ、手間が掛かっていて凄い。...

西洋美術を各時代ごとに主要作家のチャート図、顔の絵の関係図で説明しようってわけ。顔もそうだけど書く作家の代表作もナカムラクニオ氏が描いているのが面白い。西洋美術史のおさらいにはなるんだけれど、それよりもナカムラクニオ氏の絵を見ているのが楽しい。上手いなあ、手間が掛かっていて凄い。リヒテンシュタインの絵なんかいかにもそれらしいけど、よく見るとあのドットがないぞ、アメリカンコミックそのままじゃん、といろいろ突っ込めて楽しめる。日本美術史もついていて、最後に版画史があるのが嬉しい。おお、川瀬巴水、長谷川潔、駒井哲郎がある。

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2021/05/21

かなりオススメ 世界の美術史の簡単な流れを知りたくても、どうしても西洋絵画史とかにフォーカスを当てた書籍が多い中、これは絵画に限定してないので建築も出てくるし、アールヌーボー、アールデコに触れてたり、バウハウスにも触れてたりと、世界のアートの流れを網羅してる。ルネサンスから近代ま...

かなりオススメ 世界の美術史の簡単な流れを知りたくても、どうしても西洋絵画史とかにフォーカスを当てた書籍が多い中、これは絵画に限定してないので建築も出てくるし、アールヌーボー、アールデコに触れてたり、バウハウスにも触れてたりと、世界のアートの流れを網羅してる。ルネサンスから近代まで年代の範囲も広いのがありがたい。日本は日本で分けて詳しく書いてくれてるところもいい。 とにかく基本的でかつ重要な要素を取りこぼしなくまとめてくれてるので理想の一冊 コンセプト通り図解中心なのでとても分かりやすい。視覚的に捉えられます。 この本一冊分の知識があれば、美術館なんかに行っても当たり前に書いてあるワードが分からないってことにはならなくて済むと思います。 あとそういえばこれってどうだっけ?って時に参照できる辞書的な役割も果たしていると思う。 電子書籍で買ったけど実物も欲しくなったので買うかも ただ一点、本の世界観を統一するためか権利の都合かは分からないけど、作品が全て手書き模写っぽいイラストで代用されてるので実際の作品を見ることはできないので注意。その点は若干イメージ湧きにくい部分はある。

Posted byブクログ

2020/02/29

コートルド美術館展@愛知で発見して 美術の繋がりが気になっていたので読みました。 ・アール・ヌーヴォーp26 1890-1910、欧 装飾芸術運動 花、植物、海、風など自然の構造を取り込み曲線的な表現を多用 ・ガレ、仏>ミュシャ ★ミュシャ展いく! ・ガレ>ガウディ、西  ...

コートルド美術館展@愛知で発見して 美術の繋がりが気になっていたので読みました。 ・アール・ヌーヴォーp26 1890-1910、欧 装飾芸術運動 花、植物、海、風など自然の構造を取り込み曲線的な表現を多用 ・ガレ、仏>ミュシャ ★ミュシャ展いく! ・ガレ>ガウディ、西  ・アール・ヌーヴォー>クリムト<琳派 ・最後には「溶ける」(ポロック) 後期印象派>キュビズム>溶ける(ポロック) 新印象派>抽象化>溶ける(ポロック) ☆日本の城と世界のお城の発展の違いが気になる ・著者ナカムラクニオさんの仕事遍歴、アートへの考え方も面白い。 美術はつながりが面白い 美術は「心の鏡」「心の窓(作品から未知なる風景に入る)」

Posted byブクログ

2019/10/22

モネは誰に影響を受け、誰に影響を与えたか。○○派の源流はどこにあるのか。現代美術史を紡いできた画家たちと作品の文脈を体系的に学べる一冊。どんな巨匠も脈々と受け継がれてきた芸術の文脈を継承してるんだなぁと感動しました。

Posted byブクログ

2019/10/11

意外と何派に誰がいてってのは覚えられないまま絵を見たりしていて、この本は誰と同じ時代で、誰の影響で、この人とこの人は何派っていうのが1ページでわかるのが非常に良い。

Posted byブクログ