本好きの下剋上 短篇集(Ⅰ) の商品レビュー
本編を読んでないと話がわからないけど、本編の裏側の人の気持ちがあれこれ書かれてた。 時間も語り手も変わるし、ローゼマインやフェルディナンド視点ではないのでちょっと読むのに苦労した。 フィーネの実家での様子や事件、ヒルシュールの生徒思いの一面、シャルロッテの男前っぷりが良きでした。...
本編を読んでないと話がわからないけど、本編の裏側の人の気持ちがあれこれ書かれてた。 時間も語り手も変わるし、ローゼマインやフェルディナンド視点ではないのでちょっと読むのに苦労した。 フィーネの実家での様子や事件、ヒルシュールの生徒思いの一面、シャルロッテの男前っぷりが良きでした。 シャルロッテが男だったら、きっと誘拐事件は別の展開になってただろうし、そもそもヴェローニカがヴィルフリートとの差をつけるために神殿送りになってたかも。。。
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出版された順に読んでいるので、第四部最終巻目前に各キャラクター視点の話を読んでおさらいできてよかった。 エックハルトとユストクスって同じ主に名捧げしてることを抜きにしても仲が良くて面白い。 ヴィルフリートとシャルロッテは意外とピリついてるんだなーと…社交と皮肉に疎い兄姉は全く気づいてなさそうだけど。 フィリーネの恋に落ちる瞬間もとても良かった!そりゃ落ちるね!ダームエルかっこいい〜くっついてほしい!
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本好きの下剋上を数多くの視点から振り返る(トゥーリ、ルッツ、ギュンター、ヴィルマ、リヒャルダ、ハルトムート、クリステル、ランプレヒト、エックハルト、ヴィルフリート、コルネリウス、ヒルシュール、ローデリヒ、フィリーネ、シャルロッテ) そのお陰で下町時代の懐かしい(魔法のマの字も出ない)時代から貴族院の現在まで6年分の本編を裏側視点から見られた・・・改めてヴィルフリートの側仕えのオズヴァルトが台無しにする奴だと警戒することを具申・・・しまったkitanoが家臣視点になっているw
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マイン時代から貴族院一年生終了くらいまでの短編集。ハルトムート、ローゼマイン洗礼式の出来事でヴィルフリートを次期アウブから引き摺り下ろす決意するとは恐ろしい。オズワルト、ヴィルフリートに実績作りたきゃ自分たちでローゼマインに頼めよシャルロッテの仕事に割り込まず。そんなんだからヴィ...
マイン時代から貴族院一年生終了くらいまでの短編集。ハルトムート、ローゼマイン洗礼式の出来事でヴィルフリートを次期アウブから引き摺り下ろす決意するとは恐ろしい。オズワルト、ヴィルフリートに実績作りたきゃ自分たちでローゼマインに頼めよシャルロッテの仕事に割り込まず。そんなんだからヴィルフリートが成長しないんだよ。ローゼマインと比べるからヴィルフリートが見劣りするのかと思ってたけどシャルロッテと比べても見劣りする。ダームエル、今は無理でもあと数年したらフィリーネに気がついて。
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多分再読6回目。今回気がついたのは、P320、「少しずつわたくしのお茶は、お母様のお茶から離れているようです」 この表現で親離れを暗示するってスゴすぎる。成長も周りからの影響も、独自情報を得る事による乖離も、全てひっくるめてのお茶の好みの話。深い。
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貴族院一年生位まで読んでいたら手に取れます。マインではない登場人物達から語られる様々な出来事。一巻の頃から少しずつ溜まっていったお話達なので、マインの成長と話の筋を思い出しながら楽しめました。本編好きなら楽しく読めます。 リヒャルダ、ハルトムート、フィリーネ、シャルロッテ視点は特...
貴族院一年生位まで読んでいたら手に取れます。マインではない登場人物達から語られる様々な出来事。一巻の頃から少しずつ溜まっていったお話達なので、マインの成長と話の筋を思い出しながら楽しめました。本編好きなら楽しく読めます。 リヒャルダ、ハルトムート、フィリーネ、シャルロッテ視点は特に楽しかった~って書き始めると、あ、あれもこれもと結局全部挙げたくなるくらいどれも良いですよ。
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これはすごい 視点が違う 描かれた時間が違う 場所も違う それなのに 一つの世界の一つの物語。 視点が同じ人の物語だけを追うと そのキャラクタの成長まで見てとれるような気になる。 本編では全く登場しなかった いわゆる集団キャラクタの短編が好き 絶対に本編では味わえない味を感じられるから 色んな人のことを考えてくれているから こんな人にまで物語を感じさせてくれるんです すごいなぁ。 歴史があり いろんな地方があって こういう物語ができるのならば 十二国記のように ユルゲンシュミットの世界を使って 時間も場所も登場人物も全く違う物語が ありそうな気がしてきました。
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主人公視点以外からのお話を観れるのは新鮮で楽しい。やっぱりマインだけじゃなくて登場人物みんながイキイキしているお話だなあと再実感。 シャルロッテが自分の気持ちを我慢しているところがなんだか切ない。
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★貴女はローゼマインの寵愛を受けていますよ。(p.324) マイン五歳時点で中身が本須麗乃になり簡易ちゃんリンシャンをつくった頃のトゥーリ視点から始まりユレーヴェの中での長い療養期間や貴族院でのローゼマインの周辺にいた人物たちの視点から。印象的なのはシャルロッテのホンネが見える一...
★貴女はローゼマインの寵愛を受けていますよ。(p.324) マイン五歳時点で中身が本須麗乃になり簡易ちゃんリンシャンをつくった頃のトゥーリ視点から始まりユレーヴェの中での長い療養期間や貴族院でのローゼマインの周辺にいた人物たちの視点から。印象的なのはシャルロッテのホンネが見える一編。個人的には次期領主は彼女がええやろうと思ってるので。女性でもローゼマインを支えることはできるしヴィルフリートでは頼りなさすぎて。当然婚約はいつか解消ってことになるやろうと思ってます。この本、シリーズの読者以外にはまったく意味がないでしょう。
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マイン時代の懐かしい話から、最近お馴染みのフェルディナンドにしごかれるフィリーネや、しっかり頼もしく成長してきたシャルロッテのローゼマインへの想いなど、どれも短くてサクサクと読める内容。 フィリーネにダームエルへの恋心が芽生える場面の描写は、こんなん誰でも惚れてまうやろ!と思った(笑)ダームエル、地味なんだけどめっちゃいい人だ。 ヴィルフリートにイライラするシャルロッテが不憫。オズヴァルトって結局どうなるのかな? 今回もイラストと巻末のおまけのマンガがとてもいい。 マイン、大きくなってる~(しみじみ)。
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