星砕きの娘 の商品レビュー
ファンタジー物。読みやすかったし内容も面白かった。わりと展開は予想しやすい。アニメ映画化したらいいなーと思える作品。
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表紙買い。爽快な異世界活劇を想像してました。が。鬼、人、仏。慈悲、苦悩、救済。ドロドロした憎しみや痛みなど少し重めなお話でした。 ラストシーンに救われましたので、次のお話にも期待してます。
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鬼が跋扈し人を襲う敷島国。母と共に鬼に拐われ下僕とされていた鉉太少年は、逃亡者に付いていこうとした道中で蓮の蕾を拾う。不思議な事に蕾は赤子に変化。赤子は蓮華と名付けられ、鉉太を父とみなす美しく強い女性へと成長する。7年後、鬼の住処に都からの討伐軍が派遣され鉉太と蓮華は外の世界に踏...
鬼が跋扈し人を襲う敷島国。母と共に鬼に拐われ下僕とされていた鉉太少年は、逃亡者に付いていこうとした道中で蓮の蕾を拾う。不思議な事に蕾は赤子に変化。赤子は蓮華と名付けられ、鉉太を父とみなす美しく強い女性へと成長する。7年後、鬼の住処に都からの討伐軍が派遣され鉉太と蓮華は外の世界に踏み出す。「明」の星が登ると赤子に戻ってしまう蓮華の正体とは?単なる人と鬼との対決から武家社会での覇権争いへと話が大きくなっていき、それに伴い二人が躓きながらも成長していく姿がしっかり描かれていてとても読み応えあった。登場人物が皆生き生きとしてるし戦闘シーンも迫力あって良い。鬼道馬鹿の円宝がお気に入り。終盤がちょっと駆け足だけどいい結びに落ち着いたと思う。仏教的教えが結構多いのと巻末の選考経過がややネタバレ寄りなので注意。
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ハイファンタジー 剣と縁の物語。 人と鬼が諍う国、領主の後継ぎ 鉉太は幼き日に川面を漂う蓮の花の蕾と沈んだ大太刀を拾う。 蓮の蕾は赤ん坊に、さらに美しい娘へと変化し「蓮華」と名付けられ、大太刀「星砕」で鬼を討ち浄化してゆく。この有様に触れ、鉉太は蓮華の天啓を悟る。やがて二人は...
ハイファンタジー 剣と縁の物語。 人と鬼が諍う国、領主の後継ぎ 鉉太は幼き日に川面を漂う蓮の花の蕾と沈んだ大太刀を拾う。 蓮の蕾は赤ん坊に、さらに美しい娘へと変化し「蓮華」と名付けられ、大太刀「星砕」で鬼を討ち浄化してゆく。この有様に触れ、鉉太は蓮華の天啓を悟る。やがて二人は領土と鬼の闘いに巻き込まれてゆく… 蓮華は星砕と使命と共に、駆け抜ける傑作品。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 時代物とファンタジー 違和感は全くない。
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これは面白かったです。え?まさか?という展開もあり(^_^) 表現も美しく美しい場面を想像しながら読むことが出来ました。特に最後のほうの場面は楽しませていただきました。ストーリーもしっかりしていて読みごたえがありました(^-^)
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創元社の新人賞デビュー作。世界観がしっかりしててなかなか面白かった。離れ離れになってからの蓮華が突然あまりにも変わりすぎてて同じ人に見えなくて違和感あったのがなぁ。もう少し途中に変化の過程が見たかった。最後はああなるんだろうなと思っていた通りの結末だったけど、すっきり終わってよかったわ。
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時代劇の小説は久しぶりに読んだ。 鬼との戦いを書いたフィクションで、ヒロインの蓮華の成長がとても良かった。 鬼の設定だったり、ラストの終わりとか細部までこだわっている作品だった。
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鬼に捕らわれていた鉉太と蓮の化身で赤子に戻る蓮華。側にいられなくなってしまう二人が何のために出会う必要があったのか、最後の最後でこの縁のためだったという終わり方がよかった。世界観に慣れるのには時間がかかったが、新人賞の作品と思えないほど内容が濃かった。
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確立された世界観、流れゆく時、絡み合う人間模様、、新人賞作品? すさまじい情報量を難なく読ませる筆致は流れるようで、絵巻物を見ているような錯覚、考えるよりも早くストーリーが浸潤する。 妬み恨み悲しみを糧に人の心を巣食う闇が、蓮華のカルマと共に収束へ向かうラスト。 忘れていたことを思い出す、偶然手に取ったことはやはり必然なのでしょう。
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久しぶりに長いお話読みました〜 普段使わない言葉が出てきたので言葉の勉強になりましたww 過酷な運命に立ち向かう主人公へ常にエールを送りたくなる一冊です。
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