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世界遺産 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2022/08/28

主に日本国内の世界遺産に焦点をあてた内容に思えた。 遺産登録までの諸々の諸問題はある程度理解出来たけどとにかく文章がややこしくて難解で読むのに苦労した。 言ってる事はいたって単純だと思うのだが・・・。

Posted byブクログ

2022/06/23

日本人が好きな三大ものといえば、オリンピック、ノーベル賞、そして世界遺産だ。 しかし、そのどれもが実は、「日本人だけが」異常に盛り上がっていることを、本作は如実に表している。 もはや、タブーに関わってくるものだ。 世界遺産が、政治にまみれ、自民党に良いように利用されているこ...

日本人が好きな三大ものといえば、オリンピック、ノーベル賞、そして世界遺産だ。 しかし、そのどれもが実は、「日本人だけが」異常に盛り上がっていることを、本作は如実に表している。 もはや、タブーに関わってくるものだ。 世界遺産が、政治にまみれ、自民党に良いように利用されていることは、明らかなスキャンダルだ。

Posted byブクログ

2022/02/26

 世界遺産検定を受けるので読んでみた。    世界遺産と聞くと私の場合は、地域活性化や保護体制の構築など、メリットがまず思い浮かぶが、本書はデメリットにあえて目を向けた内容となっている。  負の観光圧力が加わる、地元の発展を阻害される、政治利用される、外交摩擦につながるなどなど...

 世界遺産検定を受けるので読んでみた。    世界遺産と聞くと私の場合は、地域活性化や保護体制の構築など、メリットがまず思い浮かぶが、本書はデメリットにあえて目を向けた内容となっている。  負の観光圧力が加わる、地元の発展を阻害される、政治利用される、外交摩擦につながるなどなど。世界遺産条約にはたくさんの矛盾や課題があることがわかる。  そんな中で日本ができることは、世界遺産登録に向けて躍起になることではなくて、人類の至宝を後世に手渡すという、そもそもの世界遺産条約の目的を達成するためにユネスコをサポートすることではないかと著者はいう。世界の保護体制を整えることができれば、世界遺産が西欧に偏っている問題も解決できよう。全くそのとおりだと思う。  いつか旅行したときに楽しくなると思って世界遺産検定を受けようとしているが、この本を読んだことで、世界遺産を保有している地域がどう世界遺産と向き合っているのかという視点でも見ることができそうだ。

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2021/12/10

世界遺産検定の勉強用2冊目。遺産が抱える問題が分かりやすく書かれ、良かった。2年ぐらい経つと、内容が古くなってしまう部分もあり、星4つ。

Posted byブクログ

2021/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世界遺産とは何か考えさせられた。 自分の「世界遺産」の認識は世界中誰もが認める歴史的遺産、実態として存在し、目で評価され、何年にもわたって受け継がれてきた価値される不動産のイメージが強かった。 しかし近年は動産や資産群、思想までが世界遺産として登録される過程の中にある審議の内容にも組み込まれ、「世界遺産」の複雑化が進んでいる。また、希少価値のある世界遺産だが、登録数の増加や観光客増加に伴い、劣化が見られたことによりその目的が失われかけているように思える。 登録されることがゴールではない、という認識は当たり前にあるが、管理体制が追いつかなくなってしまったり、登録される過程に至るまでには歴史認識のずれにより生じる隣国、他国との軋轢が国際関係の悪化を招きかねない。 人類が共通の遺産として登録される過程で対立が生じてしまっては世界遺産の真の目的は達成できないのではないかと考える。

Posted byブクログ

2020/11/02

https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB28725521

Posted byブクログ

2019/12/13

世界遺産検定の勉強ついでに読了。記載内容や紹介されている遺産名にマイナーなものが多く、勉強した人しかよく分からないと思う。 シリアルノミネーションやトランスバウンダリーに代表される今の世界遺産に感じていたもやもやが言語化されていたので読めて満足。ただ、後半につれ記載が冗長的になっ...

世界遺産検定の勉強ついでに読了。記載内容や紹介されている遺産名にマイナーなものが多く、勉強した人しかよく分からないと思う。 シリアルノミネーションやトランスバウンダリーに代表される今の世界遺産に感じていたもやもやが言語化されていたので読めて満足。ただ、後半につれ記載が冗長的になってきてだれる。

Posted byブクログ

2019/11/20

第1章 世界遺産の光と影 第2章 世界遺産は生き残れるか 第3章 越境する世界遺産 著者:中村俊介(1965-、熊本市、ジャーナリスト)

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