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さよならの言い方なんて知らない。 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/11/03

SF作品をあまり読んだことが無かったですが、とても物語の持つ世界観に引き込まれました。王道少年漫画のような能力バトルなようでもあり、逆転劇が見逃せない映画のようでもあって、どんどん読み進めました。 今後どうなるんだろう、、とても続きが気になります。

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2021/10/19

訪ねた瞬間から変わり始めた。 常に最悪の事態を想定しているからこそ、これだけの案を思いつくのだろう。 投了状態になる未来は簡単に見えただろうが自身に起こる事は予想していたのだろうか。

Posted byブクログ

2021/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大枠は架見崎という異世界で繰り広げられる能力バトルもの、サバイバルの話しだが本作の主人公香屋は戦いの能力は一切もたない。 代わりに架見崎について、運営に1月(1ループ)に1度質問をできる能力を獲得した。 極端に臆病な性格の香屋が、その情報と頭脳で戦わずにサバイバルしていく姿はとても面白いです。 今後も戦わずにどうやって生き残っていくのか、架見崎とはなんなのか明らかになっていくのを楽しみにしています。

Posted byブクログ

2021/02/15

本当に好きだなぁと思った作品です。SFというか、だれもが主人公になれる作品だと思いました。この一冊で完結すると思い、読み進めていたので、最後の展開に驚きました。これからどうなっていくの、と思いながら次回作にとても期待を馳せた作品です。

Posted byブクログ

2021/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

架見崎シリーズの第一編とあるように設定が細かく描かれたり伏線をたくさん張っていたりと、これからの導入という側面が強いような印象を受けた。最後まで謎が明かされない異世界の場所や仕組みなど、階段島シリーズと似た舞台設定の印象がした。 頭脳によって決められたルールの外側をいこうとする主人公香屋歩は最近流行りの異世界転生ものの主人公像そのまんまだと思った。個人的にルールの穴を突くタイプの話は最初に設定が練られているかどうかで面白さが決まると思うが、その点で言うと階段島のよく練られた設定が思い起こされるため安心して読み進められた。 作中の主軸となっている『ウォーター&ビスケットの冒険』の中で語られている「とにかく生きろ」という言葉は陳腐で薄っぺらい印象だ。しかしその話に付随して出てくる「死んではならない理由がわかるまでは生きろ」という言葉には納得がいった。 キドがキネマ倶楽部に執着して、命を投げ出そうとする考えに対して香屋が腹を立てる気持ちは共感する。架見崎で死ぬということが現実の生とどう関係しているのかがこの物語の軸となっているのだと思う。 カエルたちの目的やウォーター派、ビスケット派の意味、香屋たちの生死の問題など回収されない伏線が多く、悪い意味ではモヤモヤし、良い意味では続きが早く読みたくなった。

Posted byブクログ

2020/11/03

 一貫して「ウォーター&ビスケットの冒険」をテーマとして物語が進んでいる。作中の設定では、2人が保安官として協力しているが、香屋と冬間は違った。意見の対立。お互いを意識している。2年前に失踪した友達が、自分もいる異世界でもう一度出会えたとしたら、もう少し心躍ってもいいと思...

 一貫して「ウォーター&ビスケットの冒険」をテーマとして物語が進んでいる。作中の設定では、2人が保安官として協力しているが、香屋と冬間は違った。意見の対立。お互いを意識している。2年前に失踪した友達が、自分もいる異世界でもう一度出会えたとしたら、もう少し心躍ってもいいと思う。しかし、香屋歩と秋穂は心底「架見崎には冬間がいる」と確信していた。だからこそ、それをもとに生きるための計画を立て、最後は目論見通り会うことができた。そこに何の感情もなく、ただ、必然であるかのように映画館で二人座っていた。  冬間に刺された香屋は、何を思っただろう。  意外?驚き?納得?  香屋なら「これも、想定の範囲内」と言ってのけそうなもんだが。気になるところで終わってしまった。悔しい。続きがとても気になる。  人々の生死がテーマとなっているように感じる。異世界だからこそ生き死にを軽視する状況に、何かのメッセージが込められているのかも。次巻を読むのが楽しみだ。 2020/3/27

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2020/10/13

2020/10/09 読了。 図書館から。 新シリーズ。 階段島シリーズの最終巻がまだ読めていないけれど、 見つけてしまったので。 閉鎖的な空間でファンタジックな設定なのに、 やっていることは戦争…疑似的ではあるけれど。 死んだらすべて元通りとのことだけど、本当なんだろうか...

2020/10/09 読了。 図書館から。 新シリーズ。 階段島シリーズの最終巻がまだ読めていないけれど、 見つけてしまったので。 閉鎖的な空間でファンタジックな設定なのに、 やっていることは戦争…疑似的ではあるけれど。 死んだらすべて元通りとのことだけど、本当なんだろうか。 架見崎自体の謎が大きくて、 全容がまだまだ見えないけれど 一筋縄ではいかないんだろうなぁ。 ルールとシステムと読み返しながら読んだ。 きちんとしないと香屋の指示がちゃんとわからん笑 この先、もっとこんがらがるんだろうなぁ…。 強くてかっこいいヒーローではなく、 弱くて臆病で愚直。 頑張るのは自分の安全の為。 それでも戦うのだから香屋は強い人だよねぇ…。

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2020/07/06

二年前、トーマは居なくなった。 その親友を探しに、香屋は秋穂と共に「架見崎」へ行く。 突然、香屋の元に奇妙な手紙が届いた。それには「架見崎」と言う町の名前が書かれていて、トーマが最後に残したマークも記されていた。手紙で指定された場所へ行くと、「架見崎」へ飛ばされた。「架見崎」は...

二年前、トーマは居なくなった。 その親友を探しに、香屋は秋穂と共に「架見崎」へ行く。 突然、香屋の元に奇妙な手紙が届いた。それには「架見崎」と言う町の名前が書かれていて、トーマが最後に残したマークも記されていた。手紙で指定された場所へ行くと、「架見崎」へ飛ばされた。「架見崎」は滅亡した世界に唯一残存する街で、領土を巡る異能力者同士の戦争が行われていた。その抗争に巻き込まれながら、香屋と秋穂はトーマを探す。 香屋は人一番怖がりだが、目的を達成させる力は優れていて、逆境と取れる場面での恐ろしい発想力と行動力が読んでいて気持ちが良かった。オリジナルスキルや、ループの機能の設定があるから、単調なシナリオにならなくて、読む手が止まらなかった。次巻が楽しみ。

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2019/11/25

別題、別出版社から出ていた作品の改題再出版で、前のも読んでいるから実質再読。ではあるけど、かなり改稿されたのか、2度目だからか、かなり読みやすくというか、作中におけるゲームのルールと展開が腑に落ちた。 「架見崎」という異世界らしき廃墟の街で繰り広げられる、8月のループと異能力を...

別題、別出版社から出ていた作品の改題再出版で、前のも読んでいるから実質再読。ではあるけど、かなり改稿されたのか、2度目だからか、かなり読みやすくというか、作中におけるゲームのルールと展開が腑に落ちた。 「架見崎」という異世界らしき廃墟の街で繰り広げられる、8月のループと異能力を使った領土戦争。運営者の目的は分からないままだが、主人公は自分の異能力を「ゲームのルール」の外に置くことで、それを探り、また生き延びようとしている。 ゲームにおける最強のプレイヤーはルールを作る存在であることを考えさせられる。

Posted byブクログ

2019/11/11

階段島の短編があるとか聞かされるとな~ というわけでオマケのペラペラに踊らされて買いましたとも! 基本的に主人公の…正義感溢れる彼女より魔女の方が好きだったのでちょっと嬉しかったかも。色々と気苦労の絶えなさそうな人だなぁとは思うけど。

Posted byブクログ