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ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ の商品レビュー

3.4

23件のお客様レビュー

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2022/07/14
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【収録作品】第一章 カスパー・ハウザー/第二章 DCT 第三章 可愛い悪魔/第四章 ミルウォーキーの奇跡/エピローグ=プロローグ  医療ミステリー。白夜の正体と大物っぽい敵との対決だけでいいのにな… と思うが、医療ものにつきものの、経営立て直しファンドチームVS病院側チームの話もあって生臭い。もっとも、ラスボスとの対決のために、経済的に力のある味方を作る必要があるのかな。    正しい診断をくだすのが肝心というのは素人でもわかる。そういう総合診断医が身近にいるとありがたい。

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2022/06/05
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【カボチャの馬車が運んで来た?謎の少女を巡る医療サスペンス】 樹林伸(きばやし・しん)「ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ」角川文庫、2019 雑誌編集者・将貴は、ある朝ジョギング中に、素肌に白衣だけをまとった謎の少女・白夜と出会う。幼なじみの医師・麻里亜が内科部長を務める総合病院に診断医のような形で預けられることになった白夜は、百戦錬磨の医師たちも舌を巻くような的確な診断を次々と下し始める……。 浜辺美波さん(2011年東宝シンデレラオーディションのニュージェネレーション賞)主演のテレビドラマの原作である。淡々と診断をし続けつつも徐々に人間的な感情を身につけ始める白夜と、美波さんのイメージは結構一致する。 白夜をあえて将貴と出会いやすいように仕向けたのが、行方不明になっていた麻里亜の兄・勇気だったことが本編の最後で明かされ、そこに至るいきさつは次作のお楽しみ……となる心憎い展開に、普段新刊を買わない僕なのに、美波さんがカバーを飾る続編「ドクター・ホワイト 神の診断」(角川文庫 2019)をまんまと買わされてしまった(^_^;)

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2022/04/25

 テレビドラマにもなった「ドクター・ホワイト」シリーズの第1作目。本文にもあるが「ドクターホワイトコール」という隠語があり、手の空いている医療関係者は至急集合という意味である。この話も「DCT」という医療チームが様々な観点から謎の病の原因を突き止めるというもので、まさにタイトル通...

 テレビドラマにもなった「ドクター・ホワイト」シリーズの第1作目。本文にもあるが「ドクターホワイトコール」という隠語があり、手の空いている医療関係者は至急集合という意味である。この話も「DCT」という医療チームが様々な観点から謎の病の原因を突き止めるというもので、まさにタイトル通りという気がする。その中心にいるのが、白夜という20歳くらいと思われる少女。医療知識、観察眼は並外れたものを持っているが、それ以外の能力は皆無。空気を読んで話すなど、この年までに備わっているべきことが何もない。まさにまっさらホワイトな状態。こうした複合的な意味合いがこのタイトルには込められているようだ。  本書は章立てているが、連作短編の要素が強い。白夜に関する謎も解き明かされていないので、次作へ続く流れができている。

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2022/04/18
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うーん……合わなかった。 百夜の存在はファンタジーとして受け入れるけど……それ以外の点でも今の医療界とはそぐわない描写が散見されて、入り込めなかった。 経営赤字の個人総合病院勤務に、そこまで医者は固執しないだろうよ…とか。 診断だけ力を入れたとて、病院経営は良くならなくない?とか。(白夜の存在意義をもたせるためのファンタジー設定として、ギリギリ許容ではあるけど) 下肢DVTがそのタイミングでPE起こすのは、ちょっとどうなん、できすぎすぎない?とか。(まあこれはギリギリ受け入れるけど) DVTと蜂窩織炎の鑑別の根拠がいまいちだったのは、なんかちょっと。だいたいDVTの原因は飛行機に限らんし。 みたいな感じで。「診断学」に焦点を置いているので、こう「もうちょい頑張って感」が。 続編はもういいかなぁ…

Posted byブクログ

2022/04/09

2022年 浜辺美波さんでドラマ化。 朝靄のかかる公園をふらつく人影… 素肌に白衣をまとっただけの少女、彼女の名は、白夜。 18、9ではないかと思われる彼女は、医療の膨大な知識をもち的確な診断をして医師たちを驚愕させる。 しかし一方で、素性はいっさい分からず実生活の経験がなく...

2022年 浜辺美波さんでドラマ化。 朝靄のかかる公園をふらつく人影… 素肌に白衣をまとっただけの少女、彼女の名は、白夜。 18、9ではないかと思われる彼女は、医療の膨大な知識をもち的確な診断をして医師たちを驚愕させる。 しかし一方で、素性はいっさい分からず実生活の経験がなく、自分の感情すら理解できていない。 白夜を保護した編集者の狩岡将貴とともに、知人の高森麻里亜の病院で「診断協議チーム DCT」に加わり、患者の病を解き明かしていく。 透きとおるような肌の白さと、彼女のミステリアスな出自 にぴったりな名前だ。 美しさと医療の知識と人間らしさの欠乏と、そして彼女の命が狙われているという、興味をひかずにはいられないキャラクター。 DCTのメンバーも医師特有のプライドを感じさせながらもそれぞれ人間味があり、徐々にチームとしてまとまってくる。 医療の専門用語が頻発するので、シロウトなのでそこはさらっと流し読み。すると意外にはやく読める。笑 このシリーズ1作目ではまだ白夜の医療知識が見出されたばかり。人と関わり、怒りや優しさという感情を知る序章。 白夜の秘密、命を狙われる? 将貴に託された理由、まだなにも分からない。 すぐに続編に手を伸ばしたくなる。 --- 意外にドラマが原作に沿って作られていた。 キャラが増えて、年齢が現実に合わせた(原作は若すぎない?と思った)、恋愛事情などはドラマ仕様に。 キャラも個性を際立たせてより面白くなっていた!

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2022/04/06

購入はしてあったのですが、ドラマが最終回を迎えたので読みました。 ドラマで展開を知っていてもそんなこと関係なしに面白かったです。ドラマと設定が少し異なるところなどはドラマを観た後だからこその面白さもありました。

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2022/02/20

ドラマでやってたので。 ドラマと原作は設定がやや違うのか…。 にわかには信じがたい白夜の能力と境遇。 人の命を救って、白夜自身も成長して。 DCTの結成も現実にはありえない…。 けど、大きな闇の真相も知りたいし、 シリーズ全て読み切ろうかと思ってる。

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2022/03/26

医療知識はあるが正体不明の少女白夜。病院の診断協議チームで、優れた診断能力を発揮して、病気の原因を解き明かす。 「千里眼のカルテ」では白夜の素性も命を狙われる原因も謎。

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2022/02/03

ドラマ化されてるので、読んでみました。白夜を浜辺美波に重ねながら読んだので、イメージしやすかったです。まだまだ白夜について、分からないことが多いので、次作を読みたいと思いました。

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2022/02/01

ドラマが始まるので知って、購入してみた。 ついつい引き込まれて一気に読んでしまい、続きがどうなるのか気になって仕方ない。

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