精密への果てなき道 の商品レビュー
人にスポットを当てながら精密さがどのように進歩してきたかを解説する本。各章に公差が振られており、段々と精密さが上がっていくのが面白かった。 精密さを語るにつれて、長さの単位をどのように決めるべきかまで考える必要があるというのは確かにと感じた。
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非常に読みにくい日本語だったが、読み物としては非常に面白かった。 「精密」の歴史についてわかりやすく述べられていて、精密さのレベルに応じた逸話も面白いものが多かった。 精密さを求めすぎることに対しての批判も述べられていたが、「工学」の視点によるものであり、そのアンチとして日本の手...
非常に読みにくい日本語だったが、読み物としては非常に面白かった。 「精密」の歴史についてわかりやすく述べられていて、精密さのレベルに応じた逸話も面白いものが多かった。 精密さを求めすぎることに対しての批判も述べられていたが、「工学」の視点によるものであり、そのアンチとして日本の手作りでの時計職人の話が述べられるなど、「人の手に負える」かどうかに重きを置きすぎているように思われる。 仕事柄、「精密」に触れる機会が多いためちょっとしたうんちく話にも活用できそうだ
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- ネタバレ
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現代社会が如何に精密工学に寄っているかを、技術史の観点で詳述。 ヒトでは感知しえないレベルにまで、水準が進んでしまっている中、本当にどこまでやらないといけないんだろう、という疑問というか余韻が読後に残る。 一方、最後の10章はまるまる日本。精工舎の工場見学の結果のあれこれと、人間国宝という制度がある我が国は、伝統というかあいまいさと工学的な精密さを両方それぞれに意味を見出し、許容する日本社会について、言われてみればそうかと気づく。日本リスペクトにあふれた本。
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20190914 中央図書館 面白いテーマだと思った。エンジニアには少し物足りない内容かも。情緒的な部分が多い。
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