あまんきみこと教科書作品を語らう の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
小学生の頃、優しい語り口が好きでよく読みました。動物や虫が沢山出てくるのも小学生には親しみやすかった。 教科書に出ていた話が入り口でした。 文章を書く人だったら読んだ方がいいと思わされたインタビューでした。 最近読んだ小説に「真実」と「事実」は違う、という言葉が書かれていましたがあまんさんも本書の中でそのことについて触れておられました。 物語というのは、本当のことではないことを語ることによって本当のことに触れるという体験をするツールです。 「作品というのは読む人の人生で読む」「その人の体験、心性にのっとって読む」というあまんさんの言葉が沁みました。
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