日本人の歴史認識と東京裁判 の商品レビュー
対日心理作戦〜元々「反米」は1943年〜終戦まで ■軍国主義批判 ■天皇は犠牲者 東京裁判は日米合作 「開戦」に対する責任より「敗戦」に導いた責任を問う視線を向けた。 東京裁判史観(戦後レジーム)からの脱却はアメリカ批判に帰着する。
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映画『東京裁判』という277分の大作がある。 これは、純粋にドキュメンタリーで、その映像は実際の裁判記録の映像からなる。 とても貴重な映像だが、予備知識が必要だ。 そこで、このブックレットが頼りになる。 長い映画が現代に伝えるものは、多くの事実であり、それを受けとめるためには、い...
映画『東京裁判』という277分の大作がある。 これは、純粋にドキュメンタリーで、その映像は実際の裁判記録の映像からなる。 とても貴重な映像だが、予備知識が必要だ。 そこで、このブックレットが頼りになる。 長い映画が現代に伝えるものは、多くの事実であり、それを受けとめるためには、いくつかの書籍が必要だ。
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戦前からのアメリカへの憧憬、戦中のアメリカ批判、そして戦後の主に東京裁判を通じたアメリカとの連携と、日本関係のストーリーを学べた。歴史修正主義や東京裁判史観克服論も、アメリカに行きついてしまうほど。そして一般国民の東京裁判の忘却。コンパクトに流れが学べる本で、口調もそのままに久々...
戦前からのアメリカへの憧憬、戦中のアメリカ批判、そして戦後の主に東京裁判を通じたアメリカとの連携と、日本関係のストーリーを学べた。歴史修正主義や東京裁判史観克服論も、アメリカに行きついてしまうほど。そして一般国民の東京裁判の忘却。コンパクトに流れが学べる本で、口調もそのままに久々に先生の講義を受けているようでした。
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分かりやすく基本としてよくまとまっている良書。最近よく聞くWGPにも触れられていた。ここから学びを深めていきたい。
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第1章 東京裁判前史 第2章 東京裁判について 第3章 忘却と想起 著者:吉田裕(1954-、入間市、日本史)
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東京裁判は米国が一方的に日本を裁いたのではなく、日米合作の側面があった。日米が水面下で連携し、全責任を軍部(特に陸軍)に押し付け、天皇を免責した。東京裁判は米国主導。「東京裁判史観」「自虐史観」批判は米国批判に帰着するという、自民政権に不都合な事実も指摘。
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公判経過やウォー・ギルト・プログラムなどについての最新の研究動向も触れらていて、役に立つ小冊子。靖国神社が地盤沈下していることもよく分かった。 また、東京裁判の前史として戦前の対外強硬派運動(対外硬)の中心は反英であり、米国にはむしろ親近感が強かったことが強調されている。この指...
公判経過やウォー・ギルト・プログラムなどについての最新の研究動向も触れらていて、役に立つ小冊子。靖国神社が地盤沈下していることもよく分かった。 また、東京裁判の前史として戦前の対外強硬派運動(対外硬)の中心は反英であり、米国にはむしろ親近感が強かったことが強調されている。この指摘自体はそうなのだろうが、戦前の親米感が東京裁判と具体的にどう繋がっているのかは、もっと説明があると嬉しい。
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