国連事務総長 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
まぁ面白かったと言えば面白かった。 事務総長の動きをこんなに細かく何十年にもわたって追いかけたこととかないし。 ただ、史実の羅列な面もなくはないから、「面白く」読める訳ではないけど...。 何十年も、本部で近くで働いた著者ならではのまとめ方なのかな、とは思う。 不可能な仕事、て何だろうと読み始めたけど、結局のところ...常任理事国を中心とする各国の利益と反すると、選出・再任されないけど、事務総長としては世界全体の利益のために働かねばならないしそうでなければ何の功績にもならない、という話で。まとめてしまえば、あるあるな単純な話。。 ただまぁ、それを実感する裏付けエピソードが語られていた、という意味では、一応、ストーリーとしてイメージを持ちやすい感じにはなっていたのかな。 バンさんのイメージが悪い(笑)。 でも、言語の問題は、ホント悩むよねー。 英語ネイティブじゃない辛さよ。。
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二つの大きな世界戦争から、再び惨禍が起こらないために作られた、国連のトップである事務総長の歴史について著された一冊です。初代のトリグブ・リーから8代目の潘基文まで、その人物像から世界的な業績の評価までが著されており、読みごたえはありました。潘基文については、少々辛口な評価が多いで...
二つの大きな世界戦争から、再び惨禍が起こらないために作られた、国連のトップである事務総長の歴史について著された一冊です。初代のトリグブ・リーから8代目の潘基文まで、その人物像から世界的な業績の評価までが著されており、読みごたえはありました。潘基文については、少々辛口な評価が多いですが、第2代のハマーショルド、アナン、ブトロス-ガリなど偉大な人たちについての記述はさらに深い人物像に触れたくなりました。
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本書を読むまでは国連が現代社会においてどのような位置付けにあり、どのような評価をされているのかいまいちイメージが湧いていなかったが、本書で紹介されている過去の国連事務総長の活躍や苦難を通して国連の評価がどのように変わってきたかを一望できる良作だった。 国連や国連事務総長に対する各...
本書を読むまでは国連が現代社会においてどのような位置付けにあり、どのような評価をされているのかいまいちイメージが湧いていなかったが、本書で紹介されている過去の国連事務総長の活躍や苦難を通して国連の評価がどのように変わってきたかを一望できる良作だった。 国連や国連事務総長に対する各国政府の発言が如何に自国利益に歪められているかを垣間見ることができるので、今後の国連関連の報道を批判的に見る視点を養うのにも効果的かもしれない。 これを機にグテーレス事務総長の今後の活躍をしっかり追っていこうと思った。
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国連発足から75年を迎える今、9人を数える国連事務総長は何を成し遂げたといえるか。無力なのだとしたら、それは何のせいなのか。
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