ふるぎぬや紋様帳(四) の商品レビュー
店主がなぜ店主となったかがちょこっとだけでてくる。 って、相当無理矢理なんだけど。 それを受け入れるに至った、というか、受け入れてしまう店主の性格というか気質がいかに形成されたか、むしろそこが知りたいです。 そして、相変わらず色んなものに振り回されている主人公。 が、...
店主がなぜ店主となったかがちょこっとだけでてくる。 って、相当無理矢理なんだけど。 それを受け入れるに至った、というか、受け入れてしまう店主の性格というか気質がいかに形成されたか、むしろそこが知りたいです。 そして、相変わらず色んなものに振り回されている主人公。 が、どうやら、それはそれで理由があるらしい。 もっとも、主人公には心当たりが全くないみたいだけど。 花嫁衣裳の話がよかった。 うん。 着物の自分の役目をちゃんと果たしたいよね。 つか、それがレーゾンデーテルというものであろう。 ああ、所以を探す物語なのかな、と唐突に思う。 そこにやってくるふるぎぬも、それをまとう人も、所以があってそこにいる。 そういう物語なのだろう。
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