伊勢佐木町探偵ブルース の商品レビュー

東川篤哉(著者)

2024/01/11

横浜の伊勢佐木町で私立探偵事務所を構えている桂木圭一。突然の母親の再婚で神奈川県警本部長を義父に、神奈川県警エリート刑事を義弟に持つことになった。時代遅れの舎弟と義弟の間で右往左往している様子がとても面白かった。ミステリ的には深くはないのでサラッとした感じ。県警本部長はお出ましにならなかったので次作には出てきてほしいな。

2022/07/24

謎解き〜　よりは面白い！キャラかなー？
掛け合いが面白いなぁーと思う！

なんだろ、会話の掛け合いで、フッと笑ってしまう。ついつい。殺人事件の真相を解決する私立探偵と、義理の警察官の弟とのやり取りが主なんだけども、まぁ漫画のようにやたらうまいこと、探偵で絡んだお客様と事件がリンクするあたりが、とても現実離れしてるけど、まぁ、そういう決まりごとどーりに進む話も、水戸黄門みたいで楽に楽しめます。

あーくるぞーくるぞーっていう安心感。

これきっと犯人だな。っていう。

そして、東野圭吾みたいに犯人にも犯人なりの深い背景があって、、、って言うのも全くなく、やっちまったぜ。みたいな犯行。

このなんていうのかな、浅ーい事件が手軽でなかなか読みやすいです。
全く後に引かないのもサクサクいけるよね。笑

すでに、あんまり内容覚えてない。笑
ホントなんにも残らないけど、その時はそれなりに楽しめる一冊です。

暇つぶしにはもってこいじゃないかな。

2022/04/20

地元が舞台と言うこともあって、ニヤニヤしながら楽しみました。
自分はやはり短編は苦手かもしれません。
確かに1話が完結して、面白かったと感じるのですが、足りなさも残ってしまいます。
この作品で言うと、舎弟がポンコツ過ぎるのも少し気になりました。
ですが、横浜は伊勢佐木町への愛を強く感じました。
総合的に星は3となりました。

2021/11/10

伊勢崎町で探偵事務所を営む桂木圭一は母親の再婚で神奈川県警の刑事である一之瀬脩と義理の兄弟となる。そんな圭一のもとには今日も新たな事件の依頼が舞い込む。そして調査するうちに事件に巻き込まれ、解決に奔走してやがて義弟の情報を借りつつ事件を解く。
作者らしいユーモアも散りばめられた推理もの。圭一がイマイチな探偵かと思いきやプロの義弟も及ばぬ意外な推理力を見せて事を解決するのが面白い。
続編ないかなぁ。

2021/04/07

読みやすいミステリーだった。
探偵、桂木圭一とその助手、黛真琴、探偵の義弟、一ノ瀬脩。距離感がいい感じでおもしろかった。

2020/12/24

20201202
しがない探偵とエリート刑事が義兄弟になって事件を解決する話

関係が少しずつよくなっていくのが良い。
ギクシャクしてるところがまた面白い。

第一話　過ちの報酬
猫探しの依頼を受けたがその後依頼人は

第二話　尾行の顛末
姉から弟の尾行の依頼を受けたのだが

第三話　家出の代償
家出した息子と祖父の殺害の関係は？

第四話　酷暑の証明
家で亡くなった奥様の死因は

2021/05/22

伊勢佐木町に事務所を構える探偵、の話なのだが、伊勢佐木町以外が舞台になってるほうが多いような。まあ近いから仕方ないけど。
お母さんの再婚により兄弟関係となった刑事とのデコボココンビで事件を解決していく短編が4編。

デコボココンビは定番だし、事件も地元密着？なものだし派手さはない。ライトなミステリー短編集。気軽に2時間程度で読めるので、新幹線や飛行機での移動中におすすめ。

この作家はなんだかんだ3冊目なので、この作風もギリギリいけるのかもしれない、が。ラノベあたりがいける人なら普通に読めると思われる。

2020/11/18

伊勢佐木町で探偵事務所を開いている圭一と伊勢佐木署のエリート刑事脩との義兄弟コンビで猫探し、交際相手の調査など相変わらずユーモアに描かれていてとても楽しめる。

2020/09/24

娘が東川篤哉の本にはまっているのと、舞台が横浜ということで読んでみた。謎解き部分はさほど重要視されていない感じで、キャラクターがわかりやすく、想像通り軽く読めて楽しめた。シリーズ化するのかな。

2020/09/02

この前に読んだのが『盲剣楼〜』だったので、精神的に楽に読めるものをチョイス(苦笑)。おかげさまでとってもかる〜く読めて「あ〜日常ミステリのほのぼの感…」と薄ら笑いしつつ一気に読了(褒めてる)。

それはもう良くも悪くも王道キャラ系日常ミステリ。アホ可愛い舎弟を連れたハマのアウトロー(自称に近い)探偵とイケメンメガネエリート刑事が義兄弟になっちゃった！とかもう王道過ぎてまぁでもそういうの嫌いじゃないよ！
個人的には横浜界隈なので手に取るように場所がわかって面白い。だから買ったというのもあるのだけど。横浜〜元町辺りの人は是非読んでほしい。

実は東川篤哉作品ってアンソロとか以外ではちゃんと読んだことがなかったかも。『謎解きはディナーのあとで』もドラマ化か〜と思いながらそのままだった。なので良い機会だった。