佐藤優直伝!最強の働き方 の商品レビュー
『最強の働き方』佐藤 優 著 具体性 ☆☆☆ 示唆 ☆☆☆☆☆ 著者意見 ☆☆☆☆☆ 統計引用 ☆☆ ーーーーーーーー 【本書の目的】 著書には「働き方をめぐる問題がなにか?解決するアプローチの視点はどのようなものか?」と記述しています。 読者の多くは、タイトルの「最強の...
『最強の働き方』佐藤 優 著 具体性 ☆☆☆ 示唆 ☆☆☆☆☆ 著者意見 ☆☆☆☆☆ 統計引用 ☆☆ ーーーーーーーー 【本書の目的】 著書には「働き方をめぐる問題がなにか?解決するアプローチの視点はどのようなものか?」と記述しています。 読者の多くは、タイトルの「最強の働き方」とはなにか?の答えを期待して手に取ることでしょう。 しかしながら、著書では「ずばり、これが答えです」という明確な記述はありません。変化の時代に対応する働き方とは?の視座を養う位置づけです。 ーーーーーーーー 【働き方の前に資本主義を理解すること】 著者は、資本主義を理解することの重要性を説いています。なぜならば、この基本を理解することで「労働とは何なのか?」を解釈しやすくなるからです。 資本主義とは、資本家が労働者に賃金を支払い、労働を商品化することです。資本家は、商品を販売することで利益を獲得します。したがって、労働者が受領する賃金は、商品価格よりも必然的に小さくなります。これが資本主義の基本的な構造です。 著書では、「資本主義とは、資本家が労働者から合法的に搾取すること」と記述しています。資本主義では、労働者側の自己実現は存在しません。存在するのは、資本家の自己実現のみです。この前提を理解することが重要です。 ーーーーーーーー 【職業の選択を誤ってはいけない】 AIの登場によって労働の価値が低下する領域が確実に増えてくると記述しています。労働者側は、その未来を理解したうえで、価値が低下する領域と価値が低下しづらい領域を思考することが重要です。 著書では、会計士と税理士を比較しています。結論は、税理士はAI時代でも価値が低下しづらい領域ということです。理由は、個人、法人ともに必ず税務申告をすること、法人においては定期的に税務調査が入り、対応する必要があるからです。この領域は「AI」が対応することは不可能です。人間が実施する領域です。 ーーーーーーーー 【訪れるリスクに備える】 高齢化社会では、親の介護にかかる問題が発生する確率が高くなります。具体的には、介護にかかる費用(子供側の負担)です。一般的に、親一人あたり500から600万円と言われています。著書では、こうした状況を鑑みて、貯蓄がある場合でも、「介護を理由に退職することは回避すること」を推奨しています。 ーーーーーーーー 【斜め上に相談できるひとがいること】 職場での人間関係では、直の上司ラインだけではなく、ラインとは外れた人との関係を大切にすることの重要性を説いています。理由は、利害関係がないことで、相談する側も相談される側ともに遠慮が発生しづらいからです。 ーーーーーーーー 【余暇を大切にすること】 余暇とは、ただ肉体的に精神的に休むだけではありません。著書では、「余暇のなかで見る環境、見られる環境」であることと記述しています。たとえば、休暇中の買い物において、買いたいものを観察すること、そして、自分にとってどんな影響があるのか?という想像を働かせてみることです。 ーーーーーーーー 【さいごに】 AIが益々社会に浸透する時代において、労働者側は、文科系および理科系の両方において基礎的な教養を保持することの重要性をといています。
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カルチャーセンターの講座内容を基にした本。 資本主義社会では労働者の自己実現は無いと喝破。 アンダークラスという階級に自分もいつか分からぬし団塊ジュニア世代の末路が悲惨な事も悟れた。 コンテンプラチオ=自分の持つ最高能力を対象に向けるという用語は知らなかったので興味深かった。 読...
カルチャーセンターの講座内容を基にした本。 資本主義社会では労働者の自己実現は無いと喝破。 アンダークラスという階級に自分もいつか分からぬし団塊ジュニア世代の末路が悲惨な事も悟れた。 コンテンプラチオ=自分の持つ最高能力を対象に向けるという用語は知らなかったので興味深かった。 読解力のない為だが具体的な働き方については言及されていないと思う。
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作家はエクスキューズができないような場所に自分をおかないと作品を書き続けることができない。 パワハラ、セクハラは直訴したら必ず勝つ。だが組織は上に対して異議を申し立てる人を本能的に嫌う。 直属の上司でなくて斜め受けの上司に相談する。直接の利害関係でなく人事とかの査定に責任もない...
作家はエクスキューズができないような場所に自分をおかないと作品を書き続けることができない。 パワハラ、セクハラは直訴したら必ず勝つ。だが組織は上に対して異議を申し立てる人を本能的に嫌う。 直属の上司でなくて斜め受けの上司に相談する。直接の利害関係でなく人事とかの査定に責任もない親身に相談にのってくれる客観的なアドバイスをもらえる。
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佐藤氏が言う最強の働き方とは、いわゆる 効率化や時短のためにどうすれば良いのか という内容ではありません。 もっと本質的な内容であって、マルクスや エンゲルスから学ぶ生き方などです。 「働く」とはどういうことか。そこを考え 尽くすところから始まります。 労働市場にはびこる感...
佐藤氏が言う最強の働き方とは、いわゆる 効率化や時短のためにどうすれば良いのか という内容ではありません。 もっと本質的な内容であって、マルクスや エンゲルスから学ぶ生き方などです。 「働く」とはどういうことか。そこを考え 尽くすところから始まります。 労働市場にはびこる感情論などを例を挙げ て分かりやすく解説し、「働く意味」につ ても説いていく一冊です。
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面白くなかった。自分の知識不足もあるだろうが、文体もひどいし、主張が分かりづらい。手抜きと思える。 佐藤優さんの読書の本とかは大変感銘を受けたのだけど、今回のはものすごく残念。。
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同じことを何度も言ってる。逃げ恥のくだりは何回出てきただろう。 言いたいことがわかりそうで、わからない。核心がどこなのか… 自身の外務省エピソードを語る箇所がかなり多く、「働き方」とは関係ないなぁという印象。 本として読むのは少しきつかったり
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資本主義の本質を知ると、働く事の本質が見えてくる。 現実を知ると悲観的になってしまいがちだが、働く事の意味に立ち返り、改めて自分自身で考えるきっかけになる一冊。
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膨大な読書量と壮絶な実体験を持つ佐藤氏の働き方に対する考えをまとめた本。説得力あるよな。 正直、これが現実かぁ、と暗い気持ちになったけど1~2日経つと前向きに捕らえてシンプルにがんばろうと思った。 安っぽいHowTo物だと最初元気が出てしばらく経つとあれっ?と感じるのが常だけど佐...
膨大な読書量と壮絶な実体験を持つ佐藤氏の働き方に対する考えをまとめた本。説得力あるよな。 正直、これが現実かぁ、と暗い気持ちになったけど1~2日経つと前向きに捕らえてシンプルにがんばろうと思った。 安っぽいHowTo物だと最初元気が出てしばらく経つとあれっ?と感じるのが常だけど佐藤氏の本は逆。 ただ一点、ちょっと違うのでは?と思ったのが少子化は歯止めがかかるという下り。理由は今のご時世を見て若者が結婚を急ぎたくなるからだという自論。自分は逆だと思う。現状を見てますます結婚なんてしたくなくなると思う。
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講義録なので、著者の他の本よりはとっつきやすい。 理論ばかりではなくこういった楽しい(?)話もできるところが著者の魅力なんだろうなと思う。
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私の中にない考え方が満載でびっくりした。マルクス主義とかキリスト教徒とか悲観主義とか、能天気な私とは無縁な世界だが、労働環境や未来がそこまで深刻なのは気づいてなかった。何だか将来が怖くなってきた。
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