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平安あや解き草紙 その後宮、百花繚乱にて の商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2023/06/05

面白かった。1巻では口が悪く残念美女の藤壺女御の懐妊、宿下がりなどがあって、2巻では藤壺女御の従姉妹でその女房だった六条局の入内が決まる。この六条局→御匣殿別当が面白い。コミュ障のドレスメーカーというか、コスっ娘。衣装の趣味も縫製技術もピカイチ。ただ、まあコミュ障。そして、モブの...

面白かった。1巻では口が悪く残念美女の藤壺女御の懐妊、宿下がりなどがあって、2巻では藤壺女御の従姉妹でその女房だった六条局の入内が決まる。この六条局→御匣殿別当が面白い。コミュ障のドレスメーカーというか、コスっ娘。衣装の趣味も縫製技術もピカイチ。ただ、まあコミュ障。そして、モブのロマンスなどもとても面白い。 千草のセリフがとてもスカッとする。 誤解で悪い人と思わせる手法だが、基本良い人ばっかりで読了感が気持ち良い。

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2022/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

だんだん世界観に慣れてきたので、謎解きに集中することができるようになってきた。勾当内侍の話はやはりなぁとなったけどそれでも面白く読んだ。そろそろ主人公の恋も進展してほしいところ。

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2022/11/20

伊子と妃候補としてやってきた祇子、バチバチに対立するのかと思いきや…職人としてとても優秀な方(性格は難あり)でひとまず後宮は落ち着いたよう 帝の一途さは変わらず、無理強いしないところにも好感がもてるぶん、少し不憫な気がしてしまう 勾当内侍は本当に芯の強い女性で格好いい! “二度目...

伊子と妃候補としてやってきた祇子、バチバチに対立するのかと思いきや…職人としてとても優秀な方(性格は難あり)でひとまず後宮は落ち着いたよう 帝の一途さは変わらず、無理強いしないところにも好感がもてるぶん、少し不憫な気がしてしまう 勾当内侍は本当に芯の強い女性で格好いい! “二度目の恋”をしてしまう気持ちが分かるな

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2022/02/22

16歳の帝から入内を望まれた32歳の藤原伊子。困った伊子は、折衷案として尚侍として後宮入りしたが、水を得た魚のように仕事に励む。尚侍として認めてられ、入内をあきらめてもらうためだったが、若き帝は、入内を無理強いせず待つというのだ。伊子は昔の恋人の嵩那親王を再び意識している。帝はど...

16歳の帝から入内を望まれた32歳の藤原伊子。困った伊子は、折衷案として尚侍として後宮入りしたが、水を得た魚のように仕事に励む。尚侍として認めてられ、入内をあきらめてもらうためだったが、若き帝は、入内を無理強いせず待つというのだ。伊子は昔の恋人の嵩那親王を再び意識している。帝はどうもそれも承知の上らしい。さてさて。 伊子は臆面もなく嵩那親王と協力して、後宮内の事件を解決していく。大丈夫なの、と思うが、そこは物語の世界だね。 女主人への忠義の話、若き恋人たちの騒動、マザコンの話と3篇とも飽きない。

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2021/09/21

三つの謎解きをしながら、伊子と帝、嵩那の恋が育って行きました。謎自体は複雑ではなく、読みながらなんとなく結果が見えてくるようなものでした。 それなりに楽しんで読めましたが、ときめき展開の方が好きなので、今のどうしようもないさんすくみ状態はもの足りません。

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2021/09/07

平安キャリアウーマン物語 いつの世も遺伝子上不出来な男子の周りでしっかりしている女子がいる。 安定の平安小説。 平安好きにはおすすめ。

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2021/01/03

202010/シリーズ2作目。伊子より周囲の女性陣達のほうがキャラが面白い。というかいまだに伊子の良さがピンとこない…。とはいえ気楽に読めて面白い。

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2021/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊子と嵩耶と帝の関係の行く末はまだ見えないながらも、宮廷で起こる日々の小さな事件はテンポよく、読みやすい。謎解きとしては然程考え込むものではないが、だからこそ伊子の閃きと、ちょっとした勘違いにふふっと笑えて気軽に楽しめるシリーズ。 3つ目のエピソードに出てきた、つぶれた油虫を見るような、という表現はまさにその顔が浮かぶようで秀逸であった。

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2020/09/11

平安時代の宮中ライトミステリシリーズ。 短編連作。 尚侍として、後宮入りした藤原伊子。 宮中で起こる謎や人間模様を、伊子が推理解決する。 現れた笛、新しく宮中に上がった妃候補、力士の話など、当時の様子も知ることができる読みやすいライトな話です。

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2020/01/30

なんかこういうのわりと好き^^ 平安宮廷ライトミステリーの二巻目。 とは言え謎解き部分はほとんど向こうから(笑)解きに来てくれるのでそこに主眼はなく、人の気持ちのちょっとした行き違いが描かれる。 一話目の祗子のツンデレぶりが楽しいけどめんどくさい(笑) 一巻に比べて伊子と主上...

なんかこういうのわりと好き^^ 平安宮廷ライトミステリーの二巻目。 とは言え謎解き部分はほとんど向こうから(笑)解きに来てくれるのでそこに主眼はなく、人の気持ちのちょっとした行き違いが描かれる。 一話目の祗子のツンデレぶりが楽しいけどめんどくさい(笑) 一巻に比べて伊子と主上の絡みが少なくて、このまま元恋人とくっつく流れなのかなあ。 主上はどうするんだろう? ラストの展開が希望に満ちているようで、むしろ不穏な感じがしたのは自分だけだろうか? 次巻では大きな転機が来そうな気もする。 とりあえず、主上には頑張ってほしい^^

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