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税のタブー の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2021/11/06

タクシーの領収書にはGPSコードがあり場所位置を調べることができる(政治家の不正利用で発覚)という。よって不正に場所位置を提示できない。それにしても政治家の活動費、非課税対象は緩すぎる。政治家を制する「政治家監視委員」なるものが是正しなければいつまで経っても「金がまつわる疑惑」の...

タクシーの領収書にはGPSコードがあり場所位置を調べることができる(政治家の不正利用で発覚)という。よって不正に場所位置を提示できない。それにしても政治家の活動費、非課税対象は緩すぎる。政治家を制する「政治家監視委員」なるものが是正しなければいつまで経っても「金がまつわる疑惑」の問題が残り続けると思う。

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2021/03/07

読みたくて結構前から買おうと思っていて、ようやく買って読んだ。難しい税金の話も意外な切り口で書かれており、読みやすかった。ホントに税金は奥が深い。自分に関係がある話しとしては、交際費の話しが勉強になった。でも途中よく分からなくなってきた…まだまだ勉強不足か。

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2021/01/19

税金のしくみって本当にわかりづらいですね。 この本でも説明されている必要経費に関しては法律でしっかり決められているというよりは税務署の取り方次第という気がしてなりませんね。 他にも宗教法人や政治団体、暴力団などに関わる税の話など中身が複雑でなかなか理解したとは言い切れないけど...

税金のしくみって本当にわかりづらいですね。 この本でも説明されている必要経費に関しては法律でしっかり決められているというよりは税務署の取り方次第という気がしてなりませんね。 他にも宗教法人や政治団体、暴力団などに関わる税の話など中身が複雑でなかなか理解したとは言い切れないけど面白かったです。

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2020/03/06

宗教団体や暴力団への課税、個人的にそもそも何なのか不思議に思っていた印紙税などの税に関する気になるけれどもあまり皆んなが知らないことへフォーカスしている良書。 読み進めていくほど、どれほど税制が泥臭く人の手によってねじ曲がっているか理解できる。政治家、財務省に比べて納税者の地位の...

宗教団体や暴力団への課税、個人的にそもそも何なのか不思議に思っていた印紙税などの税に関する気になるけれどもあまり皆んなが知らないことへフォーカスしている良書。 読み進めていくほど、どれほど税制が泥臭く人の手によってねじ曲がっているか理解できる。政治家、財務省に比べて納税者の地位の弱さたるやと言えば目を覆いたくなるもの。 著者の軽妙な筆致で多少は緩和されるのが救いか。

Posted byブクログ

2020/01/28

税のタブー 著:三木 義一 税金の制度は人間が自分たちの社会の都合に合わせてつくりだしたものであり、宇宙を支配している原理や法則とは全く異なる。きわめて公正で合理的な税制も、まったく逆に、きわめて不公正で恣意的な税制も、制定することは可能である。ただ、その社会の人々がそれを政...

税のタブー 著:三木 義一 税金の制度は人間が自分たちの社会の都合に合わせてつくりだしたものであり、宇宙を支配している原理や法則とは全く異なる。きわめて公正で合理的な税制も、まったく逆に、きわめて不公正で恣意的な税制も、制定することは可能である。ただ、その社会の人々がそれを政治的に受け入れるかどうかの問題である。 税は、主権者になった私たちにとっては、時の統治者や権力者から一方的に収奪される年貢のようなものではなく、自分たちで決めるべきものであり、実際に決められるのである。本書ではそれを一緒に考えるきっかけを与えてくれている。 以下の11章から成っている。 ①宗教法人 ②政治団体と税 ③暴力団に課税できるか? ④必要経費を考える ⑤交際費課税はそろそろやめよう ⑥印紙税はいらない ⑦固定資産税はミスだらけ ⑧酒の販売と免許 ⑨特別措置は必要か ⑩源泉徴収・年末調整 ⑪国境 義務として課せられており、その仕組みを完全に理解したわけではないけれども、なんとなくしっかりと課税している現状。それが当たり前であり、揺るがないものであり、ただ払い続けている。 その課税体系や仕組みにおいては、日本という国を信頼して、正しいものを正しく運用してもらっているから従っているものの、よりよく知るとそれだけではないこともわかる。 同じ環境においてもやり方を変えれば課せられるそれも変わることもある。知っておいて損はない。やみくもに悪意を持って税と関わるのではなく、より良く知り、良い付き合いをすれば自分だけではなく、自治体や国にとってもプラスになることもある。 本書ではその全てがわかるというものではないが、わかりやすくそしておもしろく興味を惹くように記されており考えるきっかけを与えてくれている。

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2019/09/16

税金の徴収方法は、公平ではない。 税制の複雑怪奇さも、政策目的ありきの挙句だ。 しかし、逃げ道を塞ぎ正しく創り上げようとしても、その正しさの裏側をすり抜ける道もまた、同時に生まれてしまう。 万人への公正かつ平等は非常に困難だ。やっかいだ 故に時限的な税制度で「短期的に」やりくり...

税金の徴収方法は、公平ではない。 税制の複雑怪奇さも、政策目的ありきの挙句だ。 しかし、逃げ道を塞ぎ正しく創り上げようとしても、その正しさの裏側をすり抜ける道もまた、同時に生まれてしまう。 万人への公正かつ平等は非常に困難だ。やっかいだ 故に時限的な税制度で「短期的に」やりくりしている。 やりたい事と出来る事の、理想と現実にもがいている。 『毎年の税制改正の大半は、この特別措置の新設・延長を巡る攻防戦といってよいと思われます。』 大局的には、政治家も官僚も、分かり易く効果的な制度を考えるてるはずが、気が付くと、「効果を図りつつ、時限立法」のやりくりに追われ、いつの間にか、誰も望まない、複雑怪奇な塊が出来上がる。 総論賛成、各論反対。 それが日本だけではなく、世界の民主主義の最大の弊害になってきているのが、税制度の話だけでもよく理解出来た。 とはいえ、今後も、「時限的なはずの特別措置が作られ、継続させるための努力」が、永遠に繰り返されるしかないのだとも感じた。 もっと一人一人が税金に近づくこと。 これしかないはずだが、それが一番、近くて遠い・・・。 高率な源泉徴収をした後、年末調整を廃止し、確定申告の制度だけにする。 それがシンプルでいいと、やっぱり思うなー。

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2019/08/30

「日本の税金」で知られる筆者が、日本の税制の論点を網羅的かつ軽妙に解説する一冊。わかりやすいく、税金に興味を持つ方におすすめです。

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