彼女は死んでも治らない の商品レビュー
読了後の第一声は「昇〜〜!!」でした。 彼女は死んでも治らない…お、面白すぎる…。 最初は主人公の思考垂れ流し文章が少し苦痛で休み休み読んでいたのですが、読み進めていくうちに思考の節々にあった違和感が伏線になっていくのが面白かったです。昇があまりにも好きすぎる。 寺生まれのTさん...
読了後の第一声は「昇〜〜!!」でした。 彼女は死んでも治らない…お、面白すぎる…。 最初は主人公の思考垂れ流し文章が少し苦痛で休み休み読んでいたのですが、読み進めていくうちに思考の節々にあった違和感が伏線になっていくのが面白かったです。昇があまりにも好きすぎる。 寺生まれのTさんなど個人的にクスッとできるネタも多く、緩急も丁度よく楽しめました。
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学園ミステリだと思ったらぜんぜん学園ミステリじゃなかった。すごい。 饒舌が過ぎるが脳内垂れ流したらまあこんなもんよね的な地の文、最初から蓄積する違和感とそれを一気に回収する感じ、ちょっとずつ出てくる小ネタ(寺生まれのTさんがちゃんと強いのすき)、とにかく勢いがすごい。 初めて読む...
学園ミステリだと思ったらぜんぜん学園ミステリじゃなかった。すごい。 饒舌が過ぎるが脳内垂れ流したらまあこんなもんよね的な地の文、最初から蓄積する違和感とそれを一気に回収する感じ、ちょっとずつ出てくる小ネタ(寺生まれのTさんがちゃんと強いのすき)、とにかく勢いがすごい。 初めて読む方だったがかなり好きなので他のものも読んでみたい。
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わたしの6月はゾンビ月間。 死んでも治らないならゾンビかなと…。 読み始める直前に知者紹介が目にとまり「おにぎり」の人かと気付く。 この著者、もの凄く癖のある文体で記述されるので、事前に覚悟を決めていたので最初の一文からしっかり受け入れられた。 一見読みにくそうな、みっ...
わたしの6月はゾンビ月間。 死んでも治らないならゾンビかなと…。 読み始める直前に知者紹介が目にとまり「おにぎり」の人かと気付く。 この著者、もの凄く癖のある文体で記述されるので、事前に覚悟を決めていたので最初の一文からしっかり受け入れられた。 一見読みにくそうな、みっちりぐったり文体なんだが、実際読み進めると読みやすい。 「彼女」は殺されがちなんだが、主人公が探偵役として犯人を指摘すると生き返る(らしい)という、とんでもない設定の元、進行する。 密室だったり、トリックだったり本格バリバリ。
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特殊設定ミステリーとしてオススメされた1冊。 『親友の沙紀ちゃんは殺されやすいけど主人公が犯人を見つければ生き返る』ところが特殊設定ポイント。 語り口が軽快でテンポがいい。 個性的だし、人間の闇や悪意論について展開されていくのが面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
殺されがちな女の子・沙紀ちゃんは、羊子が犯人を突き止めると生き返る。 ……少なくとも、羊子はそう”認識してる”。というのが、冒頭から何となく不穏。その雰囲気はだんだん増していって、最後には生き返りの謎が明らかになります。 他の方も言っていますが、確かにコージーミステリというよりはセカイ系小説っぽいかもしれません。 クセのある口語体の文章は好き嫌いはあるし、ラストもラノベが好きならうっすら読めるかもしれませんが、キャラ立ちしているライトミステリーやセカイ系ラノベが好きなら楽しめると思います。
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初読み作家さん。コージーミステリ(希望)という感じだったけれど、最後はちゃんと綺麗にオチがついていたところは素直によかったと思う。ミステリ要素は確かにあったけれど本作はミステリという枠組みを借りたセカイ系に近いかな?ライトノベル的な文章というかTwitter的な文章と独特の世界観...
初読み作家さん。コージーミステリ(希望)という感じだったけれど、最後はちゃんと綺麗にオチがついていたところは素直によかったと思う。ミステリ要素は確かにあったけれど本作はミステリという枠組みを借りたセカイ系に近いかな?ライトノベル的な文章というかTwitter的な文章と独特の世界観が凄まじいが、最後まで読み切ってみればたまにはこういう小説を読むのも楽しいと思える。小説って本当に自由に書けるよね。
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