健康をマネジメントする の商品レビュー

横山啓太郎(著者)

2024/02/17

健康への投資は「緊急ではないけど重要なこと」であると、自分も考えている。

特に生活習慣に関する部分は、すぐに大きな病気になるわけじゃないから大事だと分かっていても改善するのを後回しにしがち。

2021/10/15

習慣の本はいくつか読んだ。その中で健康な自分を作るために何ができるかを考え普段の生活に取り入れていきたいと思えるのが本書である。

生活習慣病の原因は、生活習慣。禁止したり何かを強制したりと一方的に指導するのではなく、患者一人一人を知ろうとし、無理なく続けられる行動変容を促すことの大切さを学んだ。「行動変容外来」行ってみたい。

自分の生活習慣を見つめ、良い方へ変えていけそうなことを探り、できることから始める。読んでいる途中、伊沢拓司さんの「無茶は習慣にならない」という言葉を思い出す。

毎日1万歩は私には難しい。無茶は続かない。続けることが大事。5000歩なら行けそう、今日は8000歩も歩いた。ハードルを低くして達成感を味わえば、「私にもできる」と自己効力感が生まれる。

健康になれと人に強制されたくない、食べたいものを好きなだけ食べたい。そういう人もいる。我慢からのリバウンドは私も経験した。

でも習慣は変えられるし、考えなしに食べて病気になって大変な思いをするよりは、健康をマネジメントしていった方が長い目でみれば楽しく生きられるのではないか。本書を読んでそう考えた。

2021/02/26

人生100年時代に移っていくなか、医療現場はまだ人生70年時代である。なぜなら、基本的に医療は病気を直すことはできても老化を防ぐことはできないからだという。だからこそ、筆者は個人個人が良い習慣に取り組むことが大事と述べる。コツとしてはいきなり高い目標を掲げるのではなく、小さな目標を断続的でもいいから実践し、実践できたら、自分を褒めて自己肯定感をあげることが大事。

2020/10/19

人生100年時代に向けて、生活習慣病を管理する「健康マネジメント」について解説した一冊。現代医療は人生100年時代に対応しておらず、若いうちから自分自身が「健康マネジメント」に取り組まないと、人生後半のライフスタイルの健康維持が大変になるという警鐘もありつつ、年をとっても健康を保つための手法が紹介される。運動・食事関係というよりは、マインドや習慣化によるカイゼン手法が多めに解説されている。

2020/08/25

【夏の１０冊目】

人生１００年時代の健康のことについて、読んでみた。知らないところが数カ所あり、学びになった。最近、健康の本が多いなぁ。年かな。

2019/12/09

人のやる気はなかなか続かないこを前提に作られている、地に足の着いた健康に関する自己啓発本。内容の半分以上はどこにでもある健康本の内容だが、「自己肯定感を持つ」、「自分を甘やかしていい」、「一週間続かないものは絶対一生続かない」等の言葉は自身への励みになった。

また、ログを取ることの重要性は説得力があり、一度は断念したスマートウォッチデビューをまた真剣に考えるようになった。