1,800円以上の注文で送料無料

あーとかうーしか言えない(Volume2) の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻はとても良かった。 言葉もうまく話せず不潔で帰る家もない野良猫のような戸田聖子は、エロ漫画を描くことで自己表現をする。担当編集のタナカさんと共にエロ漫画を制作していくうち、戸田は様々な感情を学んでいく。 彼女の作品は万人ウケこそしないが、光るものがある。雑誌の看板作家がライバル視して闘いを挑んでくるほどである。 1巻は面白かった。戸田や戸田の作品がこれから先どう変わっていくのか楽しみだった。 しかし2巻。 コスプレ衣装が作れてアシスタントもこなせる大手広告代理店の女と仲良くなり、実は巨乳だった戸田はタナカさんと共にコスプレをしてコミケに参加。戸田のコスプレ姿が原作のキャラのように可愛らしかったので本がどんどん売れる。 ガッカリした。 戸田が1巻とまるで別人じゃないか。 自己表現、エロ漫画描かなくてもできてるじゃないか。友達もできて、コミケで売り子ができるほどのコミュニケーションが他人ととれて、エロ漫画業も順調で、コスプレして、巨乳で可愛いキャラクターになっているじゃないか。 1巻は持たざる者がペンを武器に闘う漫画だった。そこが良かった。2巻は天才美少女が凡人や秀才を脅かす漫画になっている。 おそらく3巻は読まない。

Posted byブクログ