草間彌生 わたしの芸術 の商品レビュー
30×26cmの大型本なので迫力あり。平面とかぼちゃみたいなのと何点かは実物をみたことがあったが、それ以外にも軍手をたくさん集めて赤ペンキを吹き付けたもの、イソギンチャクの触手のようなものの集合体など、うぅっと画面から迫ってきた。また氏の若いころの写真などもあった。制作点数はかな...
30×26cmの大型本なので迫力あり。平面とかぼちゃみたいなのと何点かは実物をみたことがあったが、それ以外にも軍手をたくさん集めて赤ペンキを吹き付けたもの、イソギンチャクの触手のようなものの集合体など、うぅっと画面から迫ってきた。また氏の若いころの写真などもあった。制作点数はかなり多い人なんだな。氏の頭の中を見てみたい、いや、それが氏の作品群なのだな。対談をよく読んだらイソギンチャクじゃなかった。なるほどうっとくるわけだ。 表紙は「人間の一生」2014年。カンバスにアクリル絵の具。194×194cm 2019.8.25初版第1刷 図書館
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展覧会に行った際に手に取った。作品の説明や ただの素通りしていたものが男根がモデルだったりなどこれを読んでからの直接目に触れる作品には 以前より刺激的だった。とても色彩が美しくて くらくらした。集合体恐怖症の人は卒倒するとおもう笑とてもいい体験といい読み物だった。
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草間彌生は、自殺する代わりにもう少しましなことをしようとしてきた。彼女の作品は自殺の代替物だ。彼女は自殺の代替物を通して社会の中に自分自身の存在を作ってきた。だから私は彼女を好きなんだと思う。
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