自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。(2) の商品レビュー
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入学後のバーティアの取り巻きならぬファンクラブきたー。バーティアは悪役令嬢を極めようとしているが、ファンクラブができている時点でゲームとはかなり乖離している…と思わないところがバーティアらしいところだ。 個人的にはジョアンナがツボ。彼女ほど悪役の笑みが似合うキャラはおるまい。 ヒローニアも頑張っているが見事に空回り。バーティアから話を聞いているセシルが敢えて全てをスルーしているのも見ていて楽しい。 ヒローニア、起こして欲しいなら「眠いわぁぁああ!!」とか叫んだらダメだよ。起きてるじゃねーか。 「この前は素敵な薔薇の花をありがとうございました」というヒローニアに「薬物中毒者かな?」というセシルのツッコミはこれまた笑いを誘う。 読者のツッコミを全てセシルが攫っていってくれるので、2巻も楽しめた。
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原作既読。カバー裏と描き下ろし番外編いいわー。チャイナ風も和風も可愛い。隠密風…? バーティアの作戦はある意味、成功。バーティア被害者の会のふたりは通じあうものがあるよね。ラストが不穏なところで終わっていて少ししんどい。
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"「そんなに兄がほしいのなら 私のことをセシル兄様と呼んでもいいよ?」 「えっ! セシル殿下はセシル殿下です 私のこ…こ…婚約者ですもの お兄様ではないですわ」 「じゃあ代わりに「セシー」って呼んでいいよ あ それとも「シル」のほうがいいかな?」 「な なぜそうなるんで...
"「そんなに兄がほしいのなら 私のことをセシル兄様と呼んでもいいよ?」 「えっ! セシル殿下はセシル殿下です 私のこ…こ…婚約者ですもの お兄様ではないですわ」 「じゃあ代わりに「セシー」って呼んでいいよ あ それとも「シル」のほうがいいかな?」 「な なぜそうなるんですの!?」 「バーティアが寂しそうだからね ほら言ってごらん?」 「いえ 私は「セシル殿下」で十分…」「うん?」 「ですからあの」「ん?」" 攻略対象4人のキューピッドをこなしていくのが読んでて楽しい。チャールズの件が特に好き。 二人の関係に亀裂が入って3巻に続く。
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