悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない の商品レビュー

四宮あか(著者)

2021/09/06

友人と話をしながら歩いていたはずが、気づいたらなんとなく見覚えのある場所に立っていた。
これって乙女ゲームの王立魔法学園では！？
悪役令嬢レーナに転生してしまった私。
取り巻きの令嬢がヒロインを突き飛ばす寸前、こんな虐めをしてる場合ではない！
悪役にされては損である、婚約者のことは潔く諦めて別のことを楽しむとしましょう。
そう、まずはカフェで苺パフェを食べて…。
自分に興味のない婚約者から距離を置いて、学園生活を楽しもうとしたとたん、なにやらきな臭い事件に巻き込まれて。

魔力も学力も今一つな公爵令嬢だけど、婚約者の態度が酷すぎる。
ちょっとイケメンに流されすぎかな、という気もするけど、巻き込まれた事件を解決しようと踏ん張る前向きさも、婚約者の仕打ちに落ち込む切なさも、可愛いくて、カッコいいヒロインだった。
まだ続くのかなー。もう少しヤツをギャフンと言わせたいし、彼女が誰を選ぶのかも楽しみ。

2020/04/21

kindle版で読了しました。
最初の部分をカクヨムで読んでみたのですが、テンポ良く読み進められてハマり、即kindleで購入、一気読みしてしまいました。

主人公が婚約者をひたすらスルーする様はスカっとしてました（笑）。そして違う人物とのキスシーンとか・・・！？結構ドキドキさせてもらいました。
久しぶりに「すげぇおもしろいわ～」とニヤニヤしながら読んでいたのは言うまでもありません。