感情を動かす技術 の商品レビュー

中西健太郎(著者)

2020/05/31

また読みたい良本！

目的があって人を説得するとき、強制するのではなく「相手の感情を動かして実現する」と考える必要がある。

エンターテイメントの世界で、アーティストやアナウンサー、役者を育てたカリスマメイカーと呼ばれる著者。

それはエンターテイメントだけに限らず、ビジネスシーンやなんなら日常の一コマでも通用するメソッドでした。

この手の話になると、結果的に資料の作り方だけを教える「プレゼンテーション」の本はよくあるし、自分の成功体験をつらつら書いた本もあるし、スティーブ・ジョブズを見よう見まねで表現している人もいる。

が、本書は冒頭は特にまさに役者の指導かな？とも思える「姿勢や呼吸」の話から始まる。

そこからどういう心持ちで相手を説得するのかというマインドの話に発展していき、中西メソッドが完成する。

実践的だし、変に高度でないのも嬉しい。
「これなら私でもできるかも」と思えないと、意味がないから。。

この話は話すことにフォーカスした内容ではあったものの、文字での表現(SNSの発信など)にも応用できそうだ。

そして、ビジネスの場に身を置く以上、来たるべき時がいつ来てもいいように、"声を出す"準備をしよう。

2020/02/04

これまでに、私自身が大きなエネルギーを持ち人前に立つ習慣は無かった。

美しく、生命力が高い人に人は集まるロジックも理解できました。

そして、トレーニング次第で人生そのものが変わる考え方でした。

感情マーケティング、エモーショナルマーケティング関連の本は多数ありますが、ロジカルに説明されていて合点がいく本でした。