岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 の商品レビュー
任天堂の元社長、故・岩田聡氏の言葉をほぼ日の糸井さんの視点でまとめた本。ビジネス書と言うよりは思想家の残した言葉だと思います。そして、言葉が柔らかく、岩田さんの優しい人柄が文章ににじみ出ています。言葉が柔らかいので、気持ちよく読めるけれども、スッと消えることなく心に残る一冊でした...
任天堂の元社長、故・岩田聡氏の言葉をほぼ日の糸井さんの視点でまとめた本。ビジネス書と言うよりは思想家の残した言葉だと思います。そして、言葉が柔らかく、岩田さんの優しい人柄が文章ににじみ出ています。言葉が柔らかいので、気持ちよく読めるけれども、スッと消えることなく心に残る一冊でした。 僕の周りにも、柔らかい人柄の方っていますし、よく考えるタイプの方もいます。でも、誰よりも考え続ける論理的でストイックな人なのに、柔和で温厚な人柄で引っ張るリーダーって稀な存在だと思うんです。任天堂はそんなタイプの方が引っ張った会社だからこそ、ゲームの世界で幸せを提供し続け、突き抜けたんだろうなと感じる一冊でした。しかも、わずか42歳でそれまで一族経営だった任天堂の社長となったのですから、ものすごい会社だなと思います。 岩田さんと親交の深かった宮本さん、糸井さんが岩田さんとの思い出を語っているページでは読みながら涙腺が崩壊しそうになりました。 ビジネス書という視点では、とにかく人とよく話す方という印象が1番大きかったです。宮本さんとは毎週月曜日にランチに行き、糸井さんと会う時には昼から夜遅くまでとにかく話し続けている。HAL研究所の社長時代も100名近い全社員と時間無制限の面談を半年毎に行なっているという、話好きだけでは説明できない、どんなことも納得いくまで手を抜かないスタンスに良い上司の姿を感じました。 僕は食品業界で働いているので、プログラマーの世界とかはよく分からないですが、自分に足りないものが何なのかを考えさせられた気がしました。
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岩田さんの語ったことを糸井さん(と宮本さん)視点で綴られ、岩田さんの仕事に対する姿勢や考え方を感じ取れるている一冊。任天堂好きや岩田さん好きは必読とも言えそう。本当に人や人を喜ばせることが好きで、常に周りの「ハッピー」を考える人柄…こんな人が上司・経営者だったら誰でもついていきた...
岩田さんの語ったことを糸井さん(と宮本さん)視点で綴られ、岩田さんの仕事に対する姿勢や考え方を感じ取れるている一冊。任天堂好きや岩田さん好きは必読とも言えそう。本当に人や人を喜ばせることが好きで、常に周りの「ハッピー」を考える人柄…こんな人が上司・経営者だったら誰でもついていきたくなるよなと思う。 プログラマーというより、どちらかというとマネージャーとしての岩田さんの考えが参考になる。コミュニケーションに対する姿勢や謙虚さなど、考え方がリーダー層でも経営者でも大いに参考になるだろう。
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任天堂の株主総会の問答を任天堂のHPで見て岩田さんという人に興味を持った。なんと魅力的な人。 ゲームやったことないが、任天堂のゲームやってみたいと思った。
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任天堂の元代表取締役社長、岩田聡さんのことばをまとめた一冊。リーダーとして、経営者として、ゲーム開発者として、ゲーマーとして、1人の人間としての観点で語っている言葉の節々に、大切な要素が散りばめられていてハッとさせられる内容が多かったです。手元に置いておいて、悩んだ時に読み返した...
任天堂の元代表取締役社長、岩田聡さんのことばをまとめた一冊。リーダーとして、経営者として、ゲーム開発者として、ゲーマーとして、1人の人間としての観点で語っている言葉の節々に、大切な要素が散りばめられていてハッとさせられる内容が多かったです。手元に置いておいて、悩んだ時に読み返したくなる一冊でした。
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ゲームが好きな人にも、そうでない人にもぜひ読んでいただきたい一冊。 この本には岩田さんの考えやどういった気持ちを込めてゲームを世に送り出していたのかが、ほぼ日刊イトイ新聞さんの手によって、岩田さんの暖かみすらも感じられるようになっています。 岩田さんが掲げられていた、「ゲーム...
ゲームが好きな人にも、そうでない人にもぜひ読んでいただきたい一冊。 この本には岩田さんの考えやどういった気持ちを込めてゲームを世に送り出していたのかが、ほぼ日刊イトイ新聞さんの手によって、岩田さんの暖かみすらも感じられるようになっています。 岩田さんが掲げられていた、「ゲーム人口の拡大」は没後も成し続けられていると感じます。この本も、その力添えになっているのではないでしょうか。
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誰かの本棚で見かけて、岩田さんが存じなかったのだけど、良さそう!と思っていた本。たまたままたどこかの本棚で再会したので借りてきた。 気持ちよくバカもん!と怒れる人がいいってところ、すごくわかるな!と思った。 私は20代の頃はカッコつけてしまっていて、失敗も怖くて、バカもん!って...
誰かの本棚で見かけて、岩田さんが存じなかったのだけど、良さそう!と思っていた本。たまたままたどこかの本棚で再会したので借りてきた。 気持ちよくバカもん!と怒れる人がいいってところ、すごくわかるな!と思った。 私は20代の頃はカッコつけてしまっていて、失敗も怖くて、バカもん!って言いにくい部下だったと思う…。20代終盤くらいから吹っ切れてとにかく素直に生きやすくと思うようになると、返ってくる反応が全然違ってて、自分の本当の良さみたいなものも教えてもらえて、仕事が格段にやりやすくなった。 多分岩田さん自身もバカもん!って言いやすい人なんだろうな最初から。 きっととてつもなくすごい人なのに、周りの人を活かすことも上手そうで、マネージャーとしての能力もとてつもなくすごそう…面談を大事にした話も刺さったし、MOTHER2のお手伝いをした際、自分が作っちゃっても良かったのに、みんながプログラムを触れるような仕組みを作って、各自が自分も頑張ればなんとかなると思わせた、というエピソードにめちゃくちゃ感動した。 人格者ってこういう人なんだろうなあ〜と思う。素晴らしい。また読みたい。
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プログラマーのトライアンドエラー思考を日常的にされていて、組織運営に生かされていたのかなぁと思った。 柔らかい人柄が岩田さんの言葉を読むと伝わってくる。
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岩田さんが世の中にハッピーをどれだけ届けたか。知らずに遊んでいたゲームの背景がしれて感動しました。感謝の一冊。
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人生が順調なときほど読みたい。傲慢ではなく謙虚、周りのひとにハッピーでいてもらうための考えやふるまいなどを思い出させてくれる
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忙しいとき、「自分があと3人いたらいいのに」と思ってしまうこと、わたしもあります。でも、岩田さんはこれを傲慢で、視野の狭いことだとおっしゃっていました。ひとりひとり違うからこそ、価値があり、存在する意味がある。みんな違う強みをもっている。 確かに…と思いました。わたしは人の上に立...
忙しいとき、「自分があと3人いたらいいのに」と思ってしまうこと、わたしもあります。でも、岩田さんはこれを傲慢で、視野の狭いことだとおっしゃっていました。ひとりひとり違うからこそ、価値があり、存在する意味がある。みんな違う強みをもっている。 確かに…と思いました。わたしは人の上に立って仕事をする立場ではありませんが、お互いを尊敬し合いながら仕事ができたら、もっと働きやすくなるなと思いました。そのためにも、自分自身も周りから認めてもらえるように頑張らなければ…と身が引き締まる思いがしました。 あと数ヶ月で育休が明け、時短勤務になる予定ですが、そんなわたしに何ができるのか。岩田さんのようにたくさん考えて、復職に向けて今から動き出そうと思いました。
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