エセルとアーネスト ふたりの物語 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レイモンド・ブリッグズさんの絵本が好きで何冊か持っています。 これは図書館で見かけて借りたのですが、 著者のご両親の話だということで興味深く読みました。 絵本作家が書くとこうなるのだなという、個人の人生を描いてはいるのだけど当時のイギリスの情勢が見えるような描写になっています。ご両親の出会い、戦前、戦後そして亡くなるまでのことが細かいコマ割りで描かれています。 「風が吹くとき」も衝撃的なそして強く反戦を訴えてくる絵本でした。
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作者のパパとママの話。 メイド!!やってた娘さんと、コックニー土人らしい兄ちゃんが、結婚する。家も建てる。 何しろ時代は第二次世界大戦またいでるので、ドイツのちょび髭の伍長野郎さんに関する評価があれだったり、戦勝国の筈の英国はHIROSHIMAに原爆が落ちて戦争終ったら逆に貧...
作者のパパとママの話。 メイド!!やってた娘さんと、コックニー土人らしい兄ちゃんが、結婚する。家も建てる。 何しろ時代は第二次世界大戦またいでるので、ドイツのちょび髭の伍長野郎さんに関する評価があれだったり、戦勝国の筈の英国はHIROSHIMAに原爆が落ちて戦争終ったら逆に貧乏になるし、といふ中、政治的スタンス込みでの夫婦げんかが何となく展開し、そこのガキがいいとこへ行って、アレな娘といい仲になって、変な婚姻を結ぶ。 作者のスタンスは結構よろしいが、話がー、各エピソードだけ話すため、途切れてるやうに見える。 ぼけた母親が、ぼけてるので却って旦那様といい仲になってるのがわかる演出とかまだ面白い。
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