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書評と、著者の本『子供の難問』と宮沢賢治の『土神ときつね』を深く一緒に読んでいって解説があるという構成。 書評について、その本がどういう本かがあまりわからないので読んでいて、ちょっと入らなかったような感じです。 でも、宮沢賢治の土神ときつねについては、とても よかったです。こう...
書評と、著者の本『子供の難問』と宮沢賢治の『土神ときつね』を深く一緒に読んでいって解説があるという構成。 書評について、その本がどういう本かがあまりわからないので読んでいて、ちょっと入らなかったような感じです。 でも、宮沢賢治の土神ときつねについては、とても よかったです。こういうふうに読むのだと気づかされました。子供の難問にこたえている内容についての、解説についても面白く読めました。
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読書論とともに、書評集的な本は好きなのだけれど、この本は「読みたい」と思えるものがなかった。この人、朝日新聞の書評を書いているらしいが、朝日新聞の書評を読んでも読みたい本がみつからない(逆に読売新聞だとみつかる。私の興味の範囲だけでなく、レベルとか教養とかの問題か)。 それともう...
読書論とともに、書評集的な本は好きなのだけれど、この本は「読みたい」と思えるものがなかった。この人、朝日新聞の書評を書いているらしいが、朝日新聞の書評を読んでも読みたい本がみつからない(逆に読売新聞だとみつかる。私の興味の範囲だけでなく、レベルとか教養とかの問題か)。 それともうひとつ興味深かったのは、本のタイトルと著者が記されているものの、出版社は巻末にのみ書かれているところ。「書籍は唯一、メーカー(出版社)よりタイトル、著者で勝負できる」と聞いてきたけれど、こと私に関して言えば、出版社がどこかはとても気になる、みたいだ。 p218 私が書評しようと決めるのはたいていの場合、読み進めている途中から、いわば本の声が聞こえてくるのだ。こんなふうに描いてよ。ここのところを取り上げてお書きなさいな。ほら、こんな言葉がいいんじゃない?
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野矢先生、本当にかしこい。 わたしはどれだけ、物事を鵜呑みにしているか、読解力がないか、主体性がないか、肩を落としてしまいます。 読みこなして、特訓あるのみでしょうか。 書評の書評があって、くすりと、しました。 おもしろかったです。
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