何が「いただく」ぢゃ! の商品レビュー
帯には「異色の食のエッセイ」とある。 なるほど、なるほどである。 まずタイトルに惹かれる。 明らかにこれは怒っていますね? うん怒っている。 食 と言っても、この方は酒ありきの食である。 この料理にはどんな酒が合うか、和食のコースの酒の順番、良い店の条件、日本酒の煩わしい種類分...
帯には「異色の食のエッセイ」とある。 なるほど、なるほどである。 まずタイトルに惹かれる。 明らかにこれは怒っていますね? うん怒っている。 食 と言っても、この方は酒ありきの食である。 この料理にはどんな酒が合うか、和食のコースの酒の順番、良い店の条件、日本酒の煩わしい種類分け、など。 まあ良い大人であるから、他人の言動に対して、また社会情勢に対して、声を荒げて怒ることはなさらないにしても、あきれる、嘆く、気分を害する。 まあ気持ちよく飲食したいのに邪魔してくれるな、という感じ。 そして今回も出身地の滋賀の話題や、幼少の頃の懐かしい話(同世代なので大きく頷く)が盛りだくさん。 家飲み用のおつまみのレシピも美味しそうで、今夜作ってみようかな、なんて思ってしまう。
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何をもっていい店となるのか?の話がそりゃそうだよね。となりました。 おいしい、おいしくないは個人の好みによる。同じ人でも、その時の体調や気分で感じ方が違うこともある。 タバコ状況。トイレ状況。天井状況がわかるとありがたい。p118ーp120 お酒が弱いけど、ちょっとだけ飲みた...
何をもっていい店となるのか?の話がそりゃそうだよね。となりました。 おいしい、おいしくないは個人の好みによる。同じ人でも、その時の体調や気分で感じ方が違うこともある。 タバコ状況。トイレ状況。天井状況がわかるとありがたい。p118ーp120 お酒が弱いけど、ちょっとだけ飲みたいという人には、はじめに飲まないで、食事の途中から飲むとよくて、水を飲んで、休み休みゆっくり飲むと楽しめますよと…これ下戸には重要。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
快哉、快哉があちこちに。苦手食材を抜くのがめんどくさくて外食が苦手になる話、納豆にそば、手酌万歳、雑煮騒動、などなど。どうも少し上の世代の方だったようだ。いろいろ面白かった。
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最近、作家さんの食べ物エッセイを読むことが増えた。作家さんは意外に?グルメで、色んな食べ物の事を知っている。取材をかねて?なのか、講演があったりするからか、旅行も多く地方の食べ物のことなどもよく紹介していたり、とにかく食べることが大好きな私にとっては新しい世界(食べ物)にあふれて...
最近、作家さんの食べ物エッセイを読むことが増えた。作家さんは意外に?グルメで、色んな食べ物の事を知っている。取材をかねて?なのか、講演があったりするからか、旅行も多く地方の食べ物のことなどもよく紹介していたり、とにかく食べることが大好きな私にとっては新しい世界(食べ物)にあふれていてとても興味深い。作家だから文章もうまいし(笑) "グルメ"といっても高級品にはしっているわけではなく、とにかく「自分が美味しいと思うもの」へのこだわりがはっきりしているところも好ましい。 そして姫野カオルコさんは、お酒好きで、お酒にまつわるこだわりがとにかくおもしろかった。 私も日本酒は好きだが、純米酒、吟醸、醸造吟醸とか、区別が????なので、もっとすっきりわかりやすい名前にして欲しいと切に思う。肴のアテの話などもおもしろく、試してみたいものも多々あったり、マナーの話にはめちゃくちゃ共感した。 カオルコさん、好きです。
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タイトルになってる「いただく」については大きくうなづくました。ただ、途中からなんかちょっと不快に感じるのはなんだろう‥と思ったらアレです。嫌いなものについて朗々と語る感じ。そういうタイプの人が元々苦手でした。面白い章や、知らなかった情報などもあったのでそれがちょっと残念でした。
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私は食に関してこだわりがなく‥味覚が幼稚なのである。 普段エッセイはあまり読まないが、これはなんともパンチのある1冊! 特に日本酒。私も覚えきれない(笑)奥深いわ! それと、「さかのぼりコース和食」にもなるほど‼︎ ロンパールームも懐かしい!私もテレビの前で牛乳を一緒に飲んでいた...
私は食に関してこだわりがなく‥味覚が幼稚なのである。 普段エッセイはあまり読まないが、これはなんともパンチのある1冊! 特に日本酒。私も覚えきれない(笑)奥深いわ! それと、「さかのぼりコース和食」にもなるほど‼︎ ロンパールームも懐かしい!私もテレビの前で牛乳を一緒に飲んでいた(笑)
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上戸(酒飲み)が食と酒のマリアージュのあり方を説く。 煩雑で難解な日本酒の区分けについての提言が秀逸。ソロとデュエット(醸造アルコール有無)、スリムとスキニー(米の削り具合)に区別すると、同じ銘柄なのに味が違うという理由がはっきりする。 牡蠣フライとタルタルソースがミスマッチとい...
上戸(酒飲み)が食と酒のマリアージュのあり方を説く。 煩雑で難解な日本酒の区分けについての提言が秀逸。ソロとデュエット(醸造アルコール有無)、スリムとスキニー(米の削り具合)に区別すると、同じ銘柄なのに味が違うという理由がはっきりする。 牡蠣フライとタルタルソースがミスマッチという意見には首を傾げるが、レモンと塩、あるいはウースターソースのみという趣向もありかなとも思う。
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食の雑誌『dancyu』の連載をまとめた異色の食エッセイ 「好きなものの魅力を伝えたい」という意思が伝わってきます。 高価な珍味ではなく、身近な、普段口にするものを「いかに食べるか、いかに飲むか」の切り口で、様々な読者に伝わるよう、工夫しながら語ります。 僕は、どちらかというと食...
食の雑誌『dancyu』の連載をまとめた異色の食エッセイ 「好きなものの魅力を伝えたい」という意思が伝わってきます。 高価な珍味ではなく、身近な、普段口にするものを「いかに食べるか、いかに飲むか」の切り口で、様々な読者に伝わるよう、工夫しながら語ります。 僕は、どちらかというと食にはこだわりがなく、酒も飲まないのですが、平素ネットでの批判や、糾弾形のニュースばかり目にして疲労が溜まっていたところ、こんな語り口調の一冊が、オアシスのように感じられて、心地が良かったです。
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