愛国という名の亡国 の商品レビュー
安田浩一によるマイノリティの立場を憂いた一冊。 どちらかというと左よりかと思ったものの、内容は普通に面白かった。
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民主主義という寛容さを内包する "社会の仕組み" が多数決主義というマジョリティがマイノリティを排除しようとする社会へと陥落している。政治に無関心なノンポリが安穏としていると、気付かぬうちに駆逐されて居場所を失う末路を辿るであろう。声をあげる。即効性は無くとも...
民主主義という寛容さを内包する "社会の仕組み" が多数決主義というマジョリティがマイノリティを排除しようとする社会へと陥落している。政治に無関心なノンポリが安穏としていると、気付かぬうちに駆逐されて居場所を失う末路を辿るであろう。声をあげる。即効性は無くとも持続可能な社会は身近な違和感への修正にこだわる。心折れそうになっても奮起する姿勢こそ民主主義の根幹にある。その対極がヘイト・差別なのだ。その愚行を私は軽蔑する。
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