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政策評価のための因果関係の見つけ方 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2023/01/22

副題にランダム化比較試験入門と書いてありますが、ランダム化できない場合にどうすればいいかの記載がしっかりしており参考になりました。そのほかありがちな悩み(検出力の計算、完全なランダム化ができない場合、脱落の扱い等)について、こんな時どうすればいいのかが抑えられており非常に実践的な...

副題にランダム化比較試験入門と書いてありますが、ランダム化できない場合にどうすればいいかの記載がしっかりしており参考になりました。そのほかありがちな悩み(検出力の計算、完全なランダム化ができない場合、脱落の扱い等)について、こんな時どうすればいいのかが抑えられており非常に実践的な内容となっています。

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2021/10/15

2021.80 ・エビデンスは使いたいと思うニーズの喚起、つくる、伝える、使うのサイクル 体型的に実験手法と被実験手法の理解ができる ・エビデンスギャップマップのようなものが日本にも必要

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2021/10/12

原著:“Using Randomization in Development Economics Research: A Toolkit” (Handbook of Development Economics, Vol.4 Ch.61) 「エビデンスに基づく政策形成(EBPM)...

原著:“Using Randomization in Development Economics Research: A Toolkit” (Handbook of Development Economics, Vol.4 Ch.61) 「エビデンスに基づく政策形成(EBPM)」のエビデンスを作るための手段として,2019年ノーベル経済学賞のテーマでもあったRCTが注目されている(ちなみに2021年も因果推論で受賞,主な手法は差の差分析)。本書はRCTの基本についての説明のほか,RCT以外の手法にも注目している。

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2021/01/03

本書を読むまで、RCTを聞き齧って「ランダムに割り当てするだけだろう?簡単そう」と思っていたが、本書を読んでからはRCTはディープな世界だと認識を改めました。 多くの実例を元にRCTの実施時に検討すべき数多くの事項がコンパクトに説明されており、RCTのコンセプトは知っているが、ま...

本書を読むまで、RCTを聞き齧って「ランダムに割り当てするだけだろう?簡単そう」と思っていたが、本書を読んでからはRCTはディープな世界だと認識を改めました。 多くの実例を元にRCTの実施時に検討すべき数多くの事項がコンパクトに説明されており、RCTのコンセプトは知っているが、まだ本格的に学んだことはないという人には最適な入門書だと思います。

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2021/07/14

数式が多く苦手の人にはちょっと面倒だけれど、EBPMやRCTの基本を学ぶには最適 解説が初心者になるかなり参考になるかな

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2019/08/23

理論というより、分析するときのための注意点、説明書きみたいな感じ 実際の課題にあたるときに横に置いておく本だ でも ランダム化比較試験から前後比較までの長所短所をまとめた表 とか 頭が良くて実務も出来る方の本てこういう整理がわかりやすくていーわー

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2019/08/03

RCTについて書かれた本。RCTの基本的な考え方についてわかりやすく書いてある一方で、実際に開発経済学でRCTが使用される際の実験デザインの仕方について言及されていたり、監修の方の補足説明が充実していたりと、内容は盛りだくさんで読んでいて飽きない。非常に勉強になった。

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