老いの重荷は神の賜物 の商品レビュー
楽しい心で年をとり、しゃべりたいけれども黙り、失望しそうなときに希望し、従順に、平静に、おのれの十字架をになう
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「老いの重荷は神の賜物」ーホイヴェルス神父 ポール・クローデル「どうしても残してもらいたい人類があるとすれば、それは日本人だ。」 仏教を受け入れたことにより、失われた固有の信仰 過度に「思いやる感覚」にならないほうがいい。 衣・食・住 どれもみな大事。好きなものを好きなように。 ...
「老いの重荷は神の賜物」ーホイヴェルス神父 ポール・クローデル「どうしても残してもらいたい人類があるとすれば、それは日本人だ。」 仏教を受け入れたことにより、失われた固有の信仰 過度に「思いやる感覚」にならないほうがいい。 衣・食・住 どれもみな大事。好きなものを好きなように。 杉村春子の文化勲章辞退ー潔くて生き方の美しい人だと思った。
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人生観、生き方を学べる本です。 よく知られている大女優の、講演録をまとめたものです。 本当に大事なことはシンプルで、それを大事にすることが説かれています。 ビジネスにも使える、老若男女問わず、生きるヒントが得られる1冊ではないでしょうか。 【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え...
人生観、生き方を学べる本です。 よく知られている大女優の、講演録をまとめたものです。 本当に大事なことはシンプルで、それを大事にすることが説かれています。 ビジネスにも使える、老若男女問わず、生きるヒントが得られる1冊ではないでしょうか。 【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】 ・自分をさらすことで、「自分を客観的に見る」ことができる。歳を重ねてくるごとにさまざまな恥の部分がたくさん出てくるが、乗り越えるだけ。人間は尊厳があって、みんな平等。でも、男と女は適性が違う。それを理解しておけば、武器になる。 ・お金、富には限度がある。たまたま富んでいる人は、富の限界を知らないからもっともっとと思うだけで、人間が一人生きていって、死ぬまでに使えるお金はたかが知れている。それより、「衣食足りて礼節を知る」とあるように、「衣・食・住」をしっかり考えることが、人間には大事。 ・認知症は周りはつらいが、本人はあまりつらくないようだ。そう考えてみるのもひとつの解決の仕方かもしれない。 ・世の中は、自分も含めて、ほとんどニセモノだと思っている。本物のものというのはほんのわずか。ニセモノのほうが、世の中で生きていくのにはラク。本物=真実を追求するのは、すごく大変。なので、本物の部分はなかなか残らない。ちゃんとしたものが世の中に通るとは限らないと思っておき、とにかく妬まないこと。気楽さを持って生きながら、真実を見極めると、本物に出会える。
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老いの重荷は神の贈物 著作者:樹木希林 集英社 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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2012/12/20に、慶応丸の内シティキャンパス「夕学五十講」で、講演をされた内容を読みやすく掲載した本。 プロローグ 朗読『最上のわざ』 第1章 長岡輝子さんと『最上のわざ』 第2章 老いの重荷は神の賜物 第3章 女優の道を歩んで 第4章 私の「衣食住」雑感 第5章 これ...
2012/12/20に、慶応丸の内シティキャンパス「夕学五十講」で、講演をされた内容を読みやすく掲載した本。 プロローグ 朗読『最上のわざ』 第1章 長岡輝子さんと『最上のわざ』 第2章 老いの重荷は神の賜物 第3章 女優の道を歩んで 第4章 私の「衣食住」雑感 第5章 これからの私 第6章 質疑応答 第7章 杉村春子さんの思い出 『さて、がんになったときに、やっぱり、あたふたするんですよ。だれかががんになって、看病したり何かしている経験のあるお家はそうでもないんですけれども、初めての新鮮な病気なもんですから、大変な思いをしました。だけれども、それは人には言えない。』(本文より) テレビで、「全身がんなのよ」と、あっけらかんとして話をしている姿に、驚き、普通の人ではないな。。。と思っていたけれど、やはり、あたふたはされたんだなーと思うと、なんだかホッとした。 樹木希林さんは、何事にも、起こったことを受け入れ、自分の考えたとおりにされてきたのだなーと、実感する。 楽観主義とでもいうのだろうか。 最期の時まで、自分の感じたとおり生きていたのだろうな。
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樹木希林が2012年、慶應MCCで行った講演会をまとめたもの。 亡くなってからもなお、その言動、考え方、生き方に注目があるまる著者である。病を得た直後の頃のことが記されている。 なくなる直前まで、軽やかに生き抜いたというイメージがあるが、やはり重い病と知ったときには、いろいろ悩んだりしたとわかる。病のことばかりでなく、いろいろな面で先人や著者の先輩方の言葉に生き方や救いを見出したりしていたということもわかる。 最期まで自分の生き方を貫いた、確固たる「自分」を持って生きた方だと感じた。
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